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《サンパウロ市駐車事情》 駐車チケットが5日から完全電子化に=旧来チケットの使用は終了

 サンパウロ市内の指定駐車スペース共通支払いシステム、ゾナ・アズールの紙のチケット利用が4日までで終了し、5日以降は全て電子決済となると、11月28日付ヴァロール紙サイトが報じた。
 5日以降、ゾナ・アズールの購入は、スマートフォンのアプリケーションを使い、車のナンバーやクレジットカード番号を入力して行う事になる。
 クレジットカードを持たない人やスマートフォンの操作に不慣れな人は、駐車スペースの近くの商店、バール、軽食堂、薬局などで支払う事ができる。
 これまでは、紙のチケットを購入してダッシュボードに置き、検査員がチェックする方式がとられてきた。
 検査員は今後、電子端末で車のナンバーを入力し、支払いが行われているか、違法駐車ではないかを確認する。
 薬局などの実店舗で支払う場合も、レシートなどが紙のチケットの代用となることはない。
 電子化は当初、11月20日からの予定だったが、準備期間不足から不満の声が上がり、12月5日からに延期されていた。
 使用できなくなった旧来のゾナ・アズールチケットは、サンパウロ市中央のセー区セナドール・フェイジョ街143番のサンパウロ市交通公社事務所(CET)で換金できる。未使用チケットは電子版ゾナ・アズールに代えられるが、そのためにもCET事務所に直接行く事が必要だ。
 電子版ゾナ・アズールの支払いを受け付ける実店舗は以下で確認できる。http://www.cetsp.com.br/media/512399/PONTOS-DE-VENDA-01_12_16.pdf