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オーケストラが音楽で抗議=助成金の削減に反対
サンパウロ州交響楽団(Osesp)の楽団員たちを中心としたサンパウロ州の職業音楽家らが5日、サンパウロ州政府の助成費削減に反対するデモを行なった。6日付現地紙が報じている。
5日午前、サンパウロ市セントロのジュリオ・プレステス広場にある劇場サーラ・サンパウロの前で、同楽団、サンパウロ州ジャズ交響楽団、サンペドロ劇場オーケストラの楽団員が「音楽を演奏する」という形でデモを行なった。サンパウロ州音楽大学の教員や学生たちも参加していた。
彼らによると、2014年以来、州からの助成金が30%以上削減された状態だという。さらに今後、同楽団で37%、サンパウロ州音楽大学で15%がカットされ、サンペドロとジャズ交響楽団が所属する団体「ペンサルテ」も35%の予算を削られる可能性があるという。
「我々への予算は州の文化予算の0・40%しか占めない。なのに、それを削って州財政の解決になるとは思えない」とジャズ交響楽団のメンバーは語っている。
これに対し、サンパウロ州文化局のジョゼ・ロベルト・サデック局長は「まだ17年の予算が決まったわけでもないのに、今から予算削減について話すのはあまりにも時期尚早」として楽団員たちに落ち着くことを求めている。