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シャペコエンセへの支援の輪広がる=事故直後からクラブ会員入会申し込み急増

 シャペコエンセの悲劇はブラジル全土を揺さぶり、少しでもチームの助けになろうと、チームの会員になる動きが広がっている。
 チーム関係者によると、すでに7万4千人が会員登録を済ませた、あるいは登録を待っている状態だという。
 登録済みと登録待ちの人の合計が7万4千人という数字は、シャペコエンセを支援したい人の数が、国内チーム会員数ランキング8位に達したことを示す。現時点の総計は9位のアトレチコ・ミネイロ(6万7千人)を上回り、7位のフラメンゴ(7万5千人)に迫る勢いだ。
 「これは事故の反響の大きさと、人々がいかにそれに感化されたかを物語っている。我々はこのチームを前進させていく義務がある」と会長代行のイバン・トッジ氏は語る。
 悲劇的な搭乗機墜落事故の前、シャペコエンセの会員数は9千人に過ぎなかった。事故直後に会員数は1万5千人増え、その後もクラブ会員になりたいという申し込みは引きもきらない。
 クラブ会員には月会費20レアルから100レアルまで、四つのプランがあり、各プランに応じてチケット割引などの特典が受けられる。会員登録用の公式サイトはhttp://www.chapecoense.com/2016/associeseだが、同サイトには納税者番号などを記入する欄があるため、国外からの申し込みは難しいようだ。(5日付オ・テンポより)