11月30日に総領事公邸で行われた百歳以上高齢者表彰伝達式。多くのご長寿が集結し、日本から送られた賞状を受け取った。
受賞者に健康の秘訣について聞くと、多かったのが「食事、運動」「家族の助け、交流」だった。次いで「新聞や本を読む」という人も。
「読むこと」と答えた人は皆はっきりと喋り、記憶もしっかり。「認知症の予防にもなる」と教えてくれた人もいた。
そんな読書家の人は、音読も取り入れてみてはどうか?目で理解した内容を声に出す。音読した方が「脳の活性化」に役立つとは、よく言われるところ。声を出すと腹筋や内臓にも影響し、「元気になる」という話まである。
読書が苦手という人は、ルビ付の本紙紙面なら読みやすい。そのついでといっては何だが、孫や家族に日本文化などについて話すきっかけもなるかも。(雪)