7日、サッカーのブラジル杯決勝戦第2試合が行われ、1試合目との合計の結果、グレミオがアトレチコ・ミネイロを降し、15年ぶり5度目の優勝を決めた。8日付現地紙が報じている。
敵地のベロ・オリゾンテでの初戦を3―1で快勝していたグレミオは、本拠地のポルト・アレグレでA・ミネイロを迎え入れた。
11月29日のシャペコエンセの飛行機墜落事故の影響で1週間延期して行われ、事故後最初の大きな公式試合となったこの試合でも、グレミオは調子を崩さなかった。試合は終盤まで0―0のまま進み、後半43分にグレミオがエクアドルからの助っ人ボラーニョスのシュートで1点を先制。優勝を決定付けた。その後、ロスタイムにA・ミネイロが1点を返すも焼け石に水。グレミオが、同大会の優勝最多記録を一つ増やし、5回目の優勝を飾った。
セレソンのキーパーのマルセロ・グローエや、今年のリオ五輪でも活躍したフォワードのルアン、ボランチのウォレスなどを擁すグレミオは、地力はあるのに、全国選手権では現時点8位と、振るわなかった。
同杯で優勝したことでその雪辱を晴らし、2年連続でのリベルタドーレス杯進出も決めた。