本日付本紙でも報じたように、ジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事にオデブレヒトとの汚職疑惑が浮上した。これまではそうした噂が比較的少なく、10月のサンパウロ市市長選ではジョアン・ドリア氏の後ろ盾となって圧勝させたことで、「18年の民主社会党(PSDB)の大統領選有力候補」との声が大きくなり始めた矢先だった。政権を追われた労働者党(PT)や、現在、政権与党として国民からの批判を正面から受けている民主運動党(PMDB)にとり、全国市長選で圧勝して波に乗るPSDBは目の上のタンコブだ。今後は足の引っ張り合いになるだろうが、PSDBとしては、向こう2年をどう乗りきるかがカギだろう。
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11日は、1週間延期となっていたサッカーの全国選手権の最終節が行われる。この日の試合は例年通り、午後5時から各地一斉開催となるが、シャペコエンセの最終試合の対アトレチコ・ミネイロ戦は、シャペコエンセが現状で戦える状況にないことが考慮され、中止となった。この日は、コリンチャンス、ボタフォゴ、アトレチコ・パラナエンセがリベルタドーレス杯昇格を目指して争い、インテルナシオナルとエスポルチとヴィトーリアが残留をかけて戦う。運命やいかに。
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今週末は天気がぐずつき気味のサンパウロ州。予報だと週明け後も状態は変わらず、雨が多くなるとか。これからの季節は例年、冠水や倒木が多くなるので気をつけなくてはならない。同時に、蚊が媒介するジカ熱や、デング熱、チクングニア熱の流行も懸念される。安易に水溜りを作らないよう、くれぐれも気をつけて。
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