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祖父母の故郷、日本へ=コチア三世23人が今年も

訪日する団員と北島団長

訪日する団員と北島団長

 コチア青年連絡協議会(前田進会長)が隔年で行う『第4回コチア三世訪日研修』の団員が9日、出発報告のため来社した。今回は10~79歳までの23人が参加する。
 28日に日本へ到着後、親族訪問や観光地めぐりのほか、神戸移住センターや広島平和公園にも訪問。その他、筑波大学も見学する。
 団長を務めるサンパウロ州イビウナの草島精二さん(79、富山、2次5回)は「日本人の地を感じてもらいたい。日伯関係の強化にも繋げたい」と意気込んだ。
 サンパウロ総合大学(USP)の経済学部で教鞭を執る中根マリシオ功さん(51、二世)は「今回は中根家のお墓もお参りに行く。筑波大学の教授とも交流したい」と楽しみな様子で語った。
 息子のマテウス功栽くん(14)とマルチン功二くん(11、ともに三世)は「なかなか行けない日本で、親戚に会うのが楽しみ」と期待に胸を膨らませた。