サンパウロ州サンパウロ市とミナス州ベロ・オリゾンテ市を結ぶ、フェルナン・ジアス道の通行料基本料金が、19日から1・8レアルから2・1レアルに変更になったと、16、19日付現地サイトが報じた。
同道の運営会社、アウトピスタ・フェルナン・ジアスは、値上げ幅は、国家陸路輸送庁(ANTT)が過去12カ月間のインフレ率を元に指導したものだと説明した。
高速道利用料金は、基本料金に、車軸の数に応じた倍数をかけて求められる。通常の乗用車、ワゴン車、ライトバンの設定倍数は1で、利用料金は2・1レアルとなる。また、2輪や3輪の車は0・5倍で、利用料は1・05レアルとなる。
また、29日からは、サンパウロ市とパラナ州クリチバ市を結ぶレジス・ビッテンコート道の基本料金も全線で2・5レアルから3レアルに変更となる。
なお、パラナ州からサンタカタリーナ州にかけての国道116号線を管理するプラナルト・スール(PS)によると、同道の通行料は12月19日以降、4・8レアルから5・6レアルに値上がり。連邦直轄区とゴイアス、ミナス両州を結ぶ国道60/153/262号線の基本料金は、キロ当たり0・03175レアルが0・03625レアルに値上がりした。