岐阜県人会(青山高夫会長)が3日、サンパウロ市のコーペルコチア・アスレチック・クラブで忘年会を開いた。これまでは市内飲食店での開催が多かったが、役員にクラブ会員がいたため同地で開催された。参加費が無料とあって、多くの会員家族が駆けつけた。
午前9時には準備を始め、自然豊かな環境の中でシュラスコや持ち寄り料理で空腹を満たした。県費留学研修制度の帰伯者、サンパウロ市から100キロ、200キロ離れた者、長く県人会活動に関わらなかった者も訪れ、貴重な交流のひと時を楽しんだ。
岐阜県人会は今年初め、26年間会長を務めた山田彦次さんが勇退し新体制で始動した。役員らは、「今後も交流を大切にしたい」と話し、思い新たに1年を締めくくった。