1年の労をねぎらうため先月21日、文協がボランティアや職員ら向けの忘年会を行なった。事務局や図書館、史料館運営などを陰で支える関係者が多く集り、ビュッフェで食事を楽しんだ。 毎年行なう忘年会は、1955年12月17日に発足した文協の創立日とも時期が重なる。去る2016年は創立61周年を迎え、ケーキカットで祝賀した。 余興で ...
続きを読む »2017年1月10日の記事一覧
産婦人科医院に機材導入=草の根資金で北伯に10万ドル
アマゾナス州立ドナ・リンドゥ産婦人科病院で先月27日、『草の根・人間安全保障無償資金協力』による新生児用機材整備計画の供与式が行なわれた。 アマゾナス州保健局へ10万1270米ドル相当が供与された。保育器、インファントウォーマー、黄疸治療用のLED光線治療器、新生児用体重計等の新生未熟児のケアに必要な医療機器が整備された。 ...
続きを読む »■訃報■金城徹さん
サントアンドレー沖縄県人会支部の相談役だった金城徹(てつ)さんが先月21日午前、老衰のため同市の自宅で亡くなった。享年94。 沖縄県国頭村出身の金城さんは59年に渡伯。同郷人の多いジュキア線に入植し、バナナ園で労働した。その後は製麺家内工場開設、バナナ自営卸業、バナナ生産組合設立などと活躍。71年にサントアンドレーに移転し、 ...
続きを読む »東西南北
JICA日系社会ボランティアの奮闘が、岐阜新聞電子版で掲載された。ロンドリーナのめぐみ学園に派遣された小学校教諭が、6日付け「故郷への便り」に寄稿している。各国で活動する県出身者を紹介する同コーナー。同教諭は日語教育ほか、習字などの文化紹介に励む様子を伝えていた。彼女らの活動を故郷からも温かく見守ってほしいところ。 ...
続きを読む »農村に文化の輝きもたらすユバ・バレエ
弓場農場のクリスマスの集いでのバレエ公演一曲目終了の後、大きな歓声が響いた。ミランドーポリスの街から離れたアリアンサ移住地は夜、漆黒の闇につつまれる。でもテアトロ・ユバは違う。照明に照らされた舞台の上には「文化」の輝きがあった。 バレエを指導する小原明子さんは「踊りには生活が出る」と一言。「弓場での練習の取り組みはプロ並。さ ...
続きを読む »理想主義すぎるブラジル憲法と、遵法精神の少ない民
古杉征己さん(42、広島県三原市)はブラジルで弁護士試験が始まってから、おそらく初の日本人合格者だ。一見、控えめな感じだが、内には強い意志と燃え盛る志を秘めている▼苦節十年で弁護士試験に合格した感想を訊くと、まず「苦労しました」と前置きしつつも、「こんなに格差が激しく、汚職と犯罪が蔓延し、法律と現実の乖離もひどい中で、正義とは ...
続きを読む »「日本人の姿」はどう出来た?=これを変えることは出来るか(?)=サンパウロ市在住 駒形 秀雄
私達ブラジルに住む日本人は日常、自分とは姿形の異なったブラジル人に囲まれて生活しています。 それは普段はあまり気にならないのですが、メトロ・電車などに乗ると手持ち無沙汰でもあり、つい周辺の乗客の服装や身体、外形などに目を向けることになります。たまたま若い女性などが近くに来るとついその魅力に惹かれて「健康そうで均整のとれた体型 ...
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