ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)傘下の10県人会が今年、創立の節目を迎える。7県人会が8月か10月に記念式典を挙行するほか、文化継承に力点を置き、記念行事で盛り上げようとの試みもある。間近に迫る祝賀行事を前に、各県人会は母県との調整や企画の具体化に追われている。 記念すべき百周年を迎える福島県人会(永山八郎会長 ...
続きを読む »2017年1月17日の記事一覧
茶道裏千家の初釜に220人=新年迎え代表らブラジル普及に意欲
茶道裏千家ブラジルセンター(林宗一代表)が15日、サンパウロ市のチヴォリ・ホテルで『初釜新年会』を開催し、会員や日系団体代表者など220人が出席し新年を祝った。 午前10時から会場内の特設茶室で初釜が行われた。師範、生徒らが和菓子「椿」とお茶を参加者に振舞った。最後に林代表がお手間を披露。中前隆博総領事、商工会議所前会頭の村 ...
続きを読む »水野龍の足跡を辿る=コロニア今昔物語
サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)は移民史料館と共催で、日系社会やブラジル社会に貢献した日系人の記録を掘り起こす「コロニア今昔物語」シリーズを19日午後6時から、文協ビル内の同館(Rua Sao Joaquim, 381)で開催する。 昨年11月から開催されていた移民の祖、水野龍の特別企画展が今月末にフィナーレを迎え ...
続きを読む »灯楽会伯支部が初煎会=玉露に手製の和菓子も
煎茶道静風流灯楽会ブラジル支部(森由里子支部長)は、『初煎会』を22日午後1時半から、鳥取交流センター(Rua Dona Cesaria Fagundes, 323, Mirandopolis)で開く。参加無料。 ブラジル灯楽会から、灯楽会ブラジル支部と名を改めた同会。今年、29年目を迎える初煎会では、煎茶2席と冷茶1席を準 ...
続きを読む »大耳小耳
大相撲初場所に臨んでいる魁聖が苦戦している。8日に初日を迎え2連勝スタートも、9日目を終え3勝6敗となった。3連敗を2度喫すなど同格の相手につまずいたのが痛い。昨年のように三役へ舞い戻ることも期待したいが、長い現役生活に向け、まずは勝ち越しが必要だ。
続きを読む »道のない道=村上尚子=(65)
無口な友行には、こんな仕事は向かないのでは? と思うのだが、そこそこに契約を採って来ている。一度付いて行って、彼の仕事振りを眺めていたが、 かえってあの無口と誠実さで、話している声は理論的で優しく説明をしている。それが受けているのだと思えた。私には、こんな難しいことは無理だし、何の手伝いも出来ない。 そこで、ある大きな会社( ...
続きを読む »ピザ屋の灰を洗って茶道の風炉に
湯を沸かすための茶道の道具「風炉」には、灰と炭が入っている。日本では茶道用「灰」が販売されているがブラジルにはない。茶道用「灰」とは、混入されているゴミ類や燃えカスをとるために水に沈めて「あく抜き」したもの。「灰を洗う」こと自体、一般人には想像しがたいこだわりだ。 当地では灰を作る業者がいないため、あるブラジル人は「ピザ屋か ...
続きを読む »日本語とポルトガル語の遠さ
コラム子の実家は静岡県沼津市にあり、朝に晩に霊峰富士を見ながら育った。体力自慢の父親からは、「若い頃は工場の勤務が終わった後に、夜9時頃から富士宮駅から徹夜で歩いて、朝までに富士山頂へ行った」という話を百回ぐらい聞かされた▼ふと調べてみると、富士宮駅から富士宮ルート五合目まで35キロもある。富士宮は標高124メートルで、五合目 ...
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