【既報関連】JRグループのジャパン・レール・パス(以下JRパス)利用資格変更に対して再考を求め、世界各国から署名を集める「『JRパスを考える』在外邦人の会」が1月6日時点で5817人の署名が集まったことを受け、JRグループほか関係各所に嘆願書を提出した。同署名サイト(http://bit.ly/2gaAiZI)には26日時点で ...
続きを読む »2017年1月27日の記事一覧
パラグアイ進出に力添え=坂本さんが企業に呼びかけ
パラグアイの首都アスンシオン在住約80年で、本紙にひんぱんに特別寄稿を寄せる坂本邦雄さん(神奈川県、88)が「パラグアイ進出を考えている企業は連絡を」と呼びかけている。 坂本さんは1932年にサンパウロ州モジアナ線カニンデ駅のコーヒー園に入植、1935年にパラグアイに移住。その後1948年にラ・コルメナ産業組合創立組合員とな ...
続きを読む »見えない日本文化を体感=72人がふれあいセミナーで
ブラジル日本語センター(立花アルマンド理事長)主催の『第18回日本語ふれあいセミナー』が17日からの4日間、ブラジル霊友会で行われた。13~17歳の日本語を学ぶ生徒ら、計72人(ボリビアから12人、アルゼンチンから1人)が参加した。 このセミナーは日本語や日本文化に触れ、生きた日本語を身につけることを目的としている。今回は初 ...
続きを読む »■今週末の催し
28日(土曜日) 名画友の会映画鑑賞会、昼12時半、熟連(Rua Dr. Siqueira Campos, 134) ◎ いのしし会新年祝賀会、午後7時、宮城県人会(Rua Fagundes, 152, Liberdade) 29日(日曜日) こどものその慈善カラオケコンクール、午前7時半、静岡県人会(Rua ...
続きを読む »日本の在外公館が注意喚起=ブラジルで流行の黄熱病
ミナス州などで流行する黄熱病に関し、在リオ総領事館が注意を呼びかけている。邦人渡伯者、滞在者はワクチンを接種し、長袖・長ズボンを着用するなど、蚊に刺されないを予防が必要としている。 「ミナス州保健当局によれば、今年に入ってから1月17日までに184件の疑い例が確認されており、53例の死亡が確認されている」という。現在は義務で ...
続きを読む »大耳小耳
俳誌『蜂鳥』第334号が12月に刊行された。《花コーヒー移民哀史も遠くなり》(山根敦枝)は移民109年目らしい作品か。《夫植ゑて夫が好みしマンガ熟る》(三宅昭子)はマンガの本場・トメアスー移住地在住者らしい句か。《大掃除本棚払い立読みす》(高橋紫葉)も年の瀬に繰り返される心和む光景。エッセイ欄も充実。「俳句と日本人 労働観」( ...
続きを読む »JICA=日系社会ボランティア30周年=リレーエッセイでたどる絆=第12回=サンパウロが大都会で驚いた
配属先はサンパウロ日伯援護協会です。職種は高齢者介護で、巡回診療の同行、援協3階福祉部や援協傘下の老人ホームや奄美事業所、サンパウロ市内にあるデイサービスシャロームやAFAIでレクリエーション活動を行なっています。 私は日本で、老人ホームや療養型病院などで介護福祉士として働いた後、介護支援専門員や介護保険に係わる事務など、介 ...
続きを読む »道のない道=村上尚子=(71)
もう一匹のタロの方は、大人しくて、父が叩くのを見たことがない。あの大きなタロは、一日中、短い鎖につながれて、小屋の周りに立ち、退屈そうに眺めている。今まで、誰一人散歩にも連れ出してやっていないのは想像がつく……みんな自分の生きるので精いっぱいだから。ある日、タロの首の鎖もはずれ、門の小さい方の扉が、うっかり開いていた。 タロ ...
続きを読む »「負けて勝つ」のがサンパウロの歴史
サンパウロ市の誕生日、1月25日を心からお祝いしたい。1553年のこの日、マヌエル・ダ・ノブレガ宣教師が率いるイエズス会士ら一行が、チビリサー族らインディオ教化のため、初めてのミサをサンパウロ市で行った。その場所がパチオ・ド・コレジオであり、チビリサー族らが住んでいたのが、現在のリベルダーデ周辺だ。マヌエル・ダ・ノブレガは巨大 ...
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