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1月 2017の記事一覧

東西南北

 テレビ宗教家として茶の間でもおなじみのキリスト教福音派「ムンジアル・ド・ポデール・デ・デウス」の教祖ヴァウデミロ・サンチアゴ牧師が18日未明、サンパウロ州の島イリャベラで、遭難状態となっていたボートから消防隊に救出されるという事件が起きた。このボートは17日夜に航海中、電気系統の故障により作動しなくなり、7時間、海に投げ出され ...

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ジャナウーバ=戦後移民市長が任期全う=教育重視、バナナ王の山田さん=コロニアの応援に感謝

山田勇次さん

 ミナス・ジェライス州北部のジャナウーバ市の市長を務めた山田勇次さん(69、帰化人)が、12月31日付で4年間の任期を全うし、1月1日に次期新市長に引き継いだ。バナナ園を経営する傍ら、山田さんは4年の任期の間に、同市の教育施設を充実させ、農業・衛生面でも多くの功績を残した。かつてダッタ・フォーリャ社の都市評価で最低レベルにあった ...

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10レアルでサントス沿岸旅行?!=サンパウロ州観光局がバス運行開始

式典で観光資源をアピールしたラエルシオ・ベンコ観光局長

 16世紀中頃から港湾都市として栄え、豊かな自然や歴史的建造物を有し、観光地としても名高いサントス沿岸。サンパウロ州観光局は、同地帯沿岸に位置する9つの自治体の観光名所を結ぶ巡回バス『RODA SP 2017』を13日から運行開始した。  11年から夏季限定で運行されてきた巡回バスは、今年で7年目を迎える。10つの巡回コースが準 ...

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パラーのAPAEへ8万ドル=日本政府、草の根無償資金で

署名式に出席した関係者ら

 日本政府は草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じ、パラー州にあるエルドラド・ド・カラジャス障がい者を支える親と友の会(APAE)へ約8万1千米ドルまでの支援を決めた。  署名式は10日午前、在ベレン総領事事務所で行われ、小林雅彦所長ほか供与先のジュセリア・デ・ネグレイロス・ボルジェス・ハマーリョ会長屋役員ら、またアマゾニア援 ...

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日本流サービスの実現を=リオに支店、クイックリー

式典の様子

 大手旅行代理店アラツールJTBの子会社、クイックリートラベルが昨年11月24日、リオ支店の開設式を行った。  同支店は昨年夏に開催されたリオ五輪による旅行客受け入れ業務を目的に2015年10月に設置され、五輪終了後も国内の事業拡大を目指し、継続が決定された。  リオ市内のホテルで行われた開設式には、関係者ら50人が出席。来賓と ...

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レールパスはブラジルの日本人移民の権利!=サンパウロ市在住 佐野シルビオ

佐野シルビオさん

 JR東日本が4月から海外在住日本人にだけ使えなくするジャパンレールパスの論争に関して、もともと私はあまり認識していませんでした。ですが、これについての話がジョルナル・ニッパク紙の最新版では、県連と文協会長が日本政府や関連企業に嘆願書を送ったと知り、自分の考えを再考しました。  レールパスは外国人観光客を誘致するために、アメリカ ...

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道のない道=村上尚子=(68)

 女中は、じゅん(卓二の息子)の学校行きの支度をすることが条件で、三月二十五日に雇ったもの。初めのうちは、九時半頃までに来て、一応間に合う女中であったが、日が経つにつれ、だんだん遅く来るようになり、最近半月程は、十二時頃、のこのこやって来る。  それでは、じゅんの学校に間に合わないので、私が昼飯を作って間に合うようにした。女中は ...

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日本とブラジルの《伝統》

 「真の日本の姿」を謳うJHに対して、コロニアからは不安の声も耳にする。「これまで当地で育んできた日本文化が否定されるよう」というものだ。  だが、組立工事を終えた檜のファサードを見て、「真の姿」の意味がようやく腑に落ちた気がした。それは、古来より重宝されてきた檜を、モダンな形に変幻させたもの。すなわち、JHが伝えているのは「伝 ...

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ブラジルに蝉しぐれはあるのか

ブラジルにもいるセミ(Cigarra、写真提供=Andressa Maria Martins Lopez、撮影場所=Alpes das Águas, São Pedro – SP)

 「セミはブラジルにいるのか」―そんな議論が日系社会の俳句界には昔からある。要は「蝉しぐれ」という季語が使えるかどうかという話だ。今年から加わった研修記者がUSPピラシカーバ農大に昨年留学し、昆虫学を勉強していたというので、この問題を尋ねた。すると「いますよ。捕まえて標本を作りましたから」とあっさり答えた▼恥ずかしい話だが、コラ ...

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ダボス会議=ブラジルの中銀総裁と財相が出席=通貨政策の転換点を迎えたと発表=「グローバリゼーションを歓迎」と財相

イラン・ゴールドファジン、ブラジル中銀総裁(Jose Cruz/Agencia Brasil)

 ブラジル中央銀行のイラン・ゴールドファジン総裁は18日、スイスで開かれているダボス会議で、11日にブラジルが政策金利を0・75%ポイント引き下げて、年利13%にしたことで、ブラジルの通貨政策が新たな段階に入ったと語った。  同総裁はこのままのペースで政策金利を下げていけるかどうかは、ブラジルのインフレの動向や景気回復の度合いに ...

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