国際通貨基金(IMF)が16日、ブラジルの17年の成長見込みを0・5%から0・2%へ下方修正したと17日付現地紙が報じた。 IMFは12年以降、ブラジルの成長率を下方修正し続けていたが、ジウマ大統領の罷免に伴う政権交代後は、成長見込みを上方修正した。 しかし、16年後半の景気回復は予想を下回ったとして、今回の発表では、昨年 ...
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《ブラジル》国家衛生監督庁=大麻成分を含む医薬品の製造・販売を承認=がん鎮痛作用の口腔スプレー
ブラジル国家衛生監督庁(Anvisa)は16日、ブラジルで初めて、大麻の成分を含有する医薬品を認可したと、17日付現地紙が報じた。 ブラジルではメバチルという名前で登録された医薬薬は既に、世界28カ国でサティヴェックスの名で販売されている。 メバチルは、多発性硬化症(がん性疼痛)で他の治療法が効かない患者に対して、鎮痛剤と ...
続きを読む »カブラル元リオ州知事の汚職幇助にリオの日本食店も関与か=夫人の事務所に巨額振込み
リオデジャネイロ州元知事のセルジオ・カブラル被告の資金洗浄工作に、同州の日本食レストラン・チェーンが使われていた疑いがあると、17日付フォーリャ紙が報じている。 リオ州税務署によると、日本食レストラン・チェーン「マネキネコ」は、2014年と15年にカブラル被告の妻のアドリアーナ・アンセルモ被告の事務所に巨額の払い込みを行って ...
続きを読む »東西南北
17日、サンパウロ市東部サンマテウスで、約3千人が不法占拠していた土地の再統合が行われ、強制退去に反対したホームレス労働者運動(MTST)のリーダー、ギリェルメ・ボウロス氏が、「暴力沙汰を起こそうとした」との理由で逮捕された。軍警はボウロス氏らの集団を退去させるために催涙ガスなどを使ったという。再統合反対に関する抗議はサンパウ ...
続きを読む »ジャパン・ハウス=地獄組みのファサード完成=ストで1カ月遅延にもめげず=飛騨の職人が匠の技で組上げ
パウリスタ大通り52番に今年5月オープンを控える文化広報施設「ジャパン・ハウス」の表玄関を飾る『檜のファサード(建物の正面)』がいよいよ完成を迎える。取付け作業のため、岐阜県中津川市加子母を拠点とする株式会社中島工務店から、飛騨の匠の技を持つ5人の職人が作業にあたっている。伝統と革新の融合により生み出されたファサードは、通行人 ...
続きを読む »「普段より注意して生活を!」=マナウス総領事館が注意喚起=刑務所暴動、囚人大量脱走で
1月1、2日、アマゾナス州マナウス市内の刑務所で暴動が起き、囚人225人が脱走した。脱走者のうち148人は捕まっておらず、市内等で起きる犯罪組織間の報復殺人や脱走犯による強盗が起きている。市内商店街も営業時間を短縮するなど、不安を抱えつつ生活している様子が伯ニュースサイトで伝えられた。同市内日系団体に実際の様子を取材した。 ...
続きを読む »初日から230人が来場=お茶屋敷で富士山写真展
サンパウロ州モジ市コクエイラ区のカザロン・ド・シャー協会(「お茶屋敷協会」、中谷日草(ひぐさ)会長)は、静岡新聞、ニッケイ新聞と共催で「富士山写真展」を8日から始めた。 サンパウロ市リベルダーデからバスを仕立てて、50キロあまり離れたお茶屋敷までわざわざ来場した団体を含め、最寄りのモジ市からも日系人を中心に約230人が訪れた ...
続きを読む »日本語教師養成講座=センターで受付中
ブラジル日本語センター(立花アルマンド理事長)が『第30期日本語教師養成講座』の参加者を募集している。申し込み締切日は来月13日(必着)、参加費2000レアル(会員は割引あり)。 初級レベルの学習者を教えるための理論や日本語教育法等を学ぶ。実習もあり。応募要項は以下の通り。 【条件】▼ブラジル籍または永住権を有する18歳以 ...
続きを読む »日通、リオで業務拡大=通関対応の社員を配置
ブラジル日本通運有限会社(細谷浩司社長)が昨年11月1日、リオ支店に通関対応社員を配置し、通関サービスを始めた。 サンパウロでの豊富な通関実績による知識を生かし、リオでも輸出入通関、また検査時の税関対応をブラジル日通の社員が行う。 またウェブ上で通関状況の照会もできる。これまで不明瞭だった通関状況が分かりやすくなり、問題点 ...
続きを読む »道のない道=村上尚子=(66)
話が途切れると、照れくさい! その時は自分にある癖を皆出した。耳を引っ張ったり、腕を振ってみたりした。すると、向こうの方から、少し胸を開いてきて、 「何か用かね?」と、優しく尋ねてくれた。それからやっと用件を切り出した…… このやり方で結果が出はじめた。私自身が、お百姓さんたちへ懐(なつ)いているのに気がついていた。田舎の人 ...
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