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1月 2017の記事一覧

《ブラジル》 マナウス市=脱走犯が怖くて出歩けず=客足落ちこみに悩む商店=「働かなきゃ生きていけない」と悲痛な声も

マナウス市マレシャウ大通り(Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

 アマゾナス州州都マナウス市マレシャウ大通りは同市の目抜き通りで、商店、レストランなどが立ち並び、露天商の屋台も軒を並べる。  事情を知らずにこの場に立てば、一見、通りは賑わっているように見える。しかし、地元の人々に言わせると、今年に入ってからの人出は落ちたという。  理由は明らか。1月1日に発生した同市内の複数の刑務所で発生し ...

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《ブラジル》 ジャノー検察庁長官=任期3期目狙い出馬へ=選出法の改正後は初=「LJ捜査のために必要」との声=内部に強力なライバルが不在

ロドリゴ・ジャノー長官(José Cruz/Agência Brasil)

 ブラジル連邦検察庁で、政界汚職捜査ラヴァ・ジャット作戦を取り仕切るロドリゴ・ジャノー長官が、任期が切れる今年9月以降も同職を継続すべく、3期目に向けて、検察庁内の選挙に出馬する意向だと、13日付現地紙が報じている。  ジャノー長官は2013年9月に就任し、15年9月に再任された。同氏は14年3月からはじまったラヴァ・ジャット作 ...

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《ブラジル》 政策基本金利=大幅利下げで株価一時3%超アップ=「政策金利一桁%目指す」と大統領

12日、公立校の開校式に出席したミシェル・テメル大統領(Beto Barata/PR)

 【既報関連】10~11日に開かれたブラジル中銀の通貨政策委員会(Copom)で、政策基本金利(Selic)が大方の予想を上回る0・75%ポイント引き下げられ、年利13%となった事で、12日の金融市場は活発に動いた。13日付現地紙が報じている。  12日のサンパウロ市証券取引所指数(Ibovespa)は、11日の終値より3・04 ...

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《ブラジル》 ミナス・ジェライス州が黄熱病で非常事態宣言=感染疑われる患者3日で5倍

 【既報関連】ミナス・ジェライス州保健局が12日、同州内で黄熱病感染が疑われる患者の数が3日間で5倍に増え、110人に達したと発表。13日には州知事が非常事態を宣言したと13日付エスタード紙やG1サイトが報じた。  黄熱病感染が疑われる患者と死者は、9日現在の23人と14人から、110人と40人に急増した。5日現在は12人と5人 ...

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《ブラジル》 連邦直轄区=長引く渇水にダムが悲鳴=16日から給水制限開始

 長引く渇水のため、連邦直轄区内15市では16日より、初めての給水制限が行われると12日付現地サイトが報じた。  この報がもたらされた12日は皮肉にも大雨だったが、1月最初の10日間の降水量は20ミリ以下だった。連邦直轄区の1月の月間平均雨量247ミリに遠く届かず、連邦直轄区に給水する二つのダムの貯水量を保つにはまるで足りない。 ...

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サンパウロ市バス地下鉄=公共交通機関カード、ビリェッテ・ウニコが機能停止=対応求め利用者が長蛇の列

 11日以降、サンパウロ市地下鉄や都電(CPTM)、バスで使われているビリェッテ・ウニコ約9万枚が予告なく課金不能となり、対処を求める人たちが、運営会社のSPトランスの窓口に殺到する事態が起きている。11日付G1サイトや13日付エスタード紙などが報じている。  このビリェッテ・ウニコは、前もって課金しておけば、カードを機械にかざ ...

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東西南北

 サンパウロ州クラヴィーニョスで先週、炭化した若い青年の遺体が見つかった件で、警察は11日、イタベルリー・ロザノ・ローザ君(17)の母親のタチアナ、義父のアレックスの両容疑者を殺害容疑で逮捕した。タチアナ容疑者は逮捕後、12月29日に、薬物使用者で同性愛者のイタベルリー君が4歳の弟と自分を殺そうとしたため、首を絞めてナイフで3回 ...

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勝ち組子孫が国相手に勝訴=「父はテロリストではない」=第一審で誤認認定と慰謝料

手前が真二さん、奥が民生さん

 「父はテロリストではない。国家に間違いを認めてもらい、謝罪してほしい」――弁護士の佐藤真二さん(53、二世)、従兄弟の佐藤民生さん(たみお、54、二世)ら佐藤家の3兄弟は、父が1950年に「国民前衛隊」の一員として逮捕され、3年7カ月間も拘留された。10年ほど前から父の調書などを調べ始め、あまりに法的にいい加減な状態であったこ ...

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アマゾン移住90年へ意気込み=2年後に控え、ベレン新年会で

恒例の餅つきで新年を祝った

 【ベレン発】アマゾン地域の主要日系団体が8日昼、新年祝賀会を催した。会場となった汎アマゾニア日伯協会(パラー州ベレン)の神内講堂には約200人が集り、旧年を省みつつ新年を祝った。  日伯協会の生田勇治会長はじめ、アマゾニア日伯援護協会の山本ジルベルト会長、パラー商工会議所の山本陽三副会頭、北伯県人会連合会の武田司平副会長らが祝 ...

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日舞京藤間の舞初め=カンピーナスで22日

案内のため来社した京間勘靖子、勘悦子会主

 日本舞踊の京藤間流(京藤間勘輝二代目家元)が、22日正午から『京藤間流新年舞初め』をカンピーナス日本ブラジル文化協会(Rua Camargo Paes, 118, Jardim Guanabara, Campinas)で開催する。入場無料。  今年で35回を迎えた同イベントでは、最年少の20代から最高齢80代まで、約35人の舞 ...

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