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1月 2017の記事一覧

ピンドラーマ1月号

 コジロー出版社のブラジル情報誌『ピンドラーマ』1月号が発刊された。  シャぺコエンセの悲劇、各国移民レポート・チリ編、ブラジル面白ニュース「40年ぶりに人前でのキスが許される?!」、ほか恒例のグルメ、イベント情報を掲載。  日系書店、日本食店などで配布中。問い合わせは同出版社(11・3277・4121)まで。

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大耳小耳

 2015年に来伯公演した演歌歌手の五木ひろしが、東京都内で行なわれた東京福井県人会の新年会に参加したと、県人移住者から聞いた。新年会ではブラジル公演の様子や、「福井村」と呼ばれるコロニア・ピニャールについても話題に上がったとか。当地を「仕事」で訪れて、きっちりとビジネスをした。慈善公演とは聞いていないが、昨年、二国間交流を評価 ...

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JICA=日系社会ボランティア30周年=リレーエッセイでたどる絆=第11回=絶え間なく続くブラジルとの縁

サルバドール時代の写真(左が五味さん)

 1996年にボランティアとして来伯し昨年で節目の20年。  この20年間、私とブラジルの関係は絶え間なく続いています。趣味、友人、仕事。人生の一部は何らかの形でブラジルに繋がってきました。  そして一昨年、16年ぶりに戻ってきました。今はこの国で仕事をして、24時間ブラジル漬けです。  ボランティア時代の配属先は、バイア州サル ...

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道のない道=村上尚子=(63)

 二人とも反対はせず、言葉が少なかった。母は、私の見送りのため、バスの停留所までついて来た。あの赤い土埃を巻き上げる田舎道で待っていると、バスはやがてやって来た。私は、バスに乗り込んで、発車し始めると、後の席に移動した。手を振るためである。  ところが、あの痩せた小さな母は、道の真ん中にしゃがみ込むと、うつむいた。何となく草をむ ...

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式典だけで終わらない工夫を

 『酉年』の「酉」という字は、元々「酒つぼ」を描いた漢字なので、「酒」に関する漢字の一部として良く使われてきた。「収穫した作物から酒を抽出する」や「収穫できる状態であることから『実る』」という意味も表す。「にわとり」という意味は、実は後からあてられたとか。  そんな今年、いくつかの県人会が式典を敢行する予定だ。母県との繋がりを深 ...

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どこにいる? 我らのばっちゃん

 1月7日放送のNHKスペシャル「ばっちゃん―子どもたちが立ち直る場所」を見て、居場所をなくした子供達と、彼らを無条件で受け入れる中本さんの姿が脳裏に焼きついた。家庭や学校などで居場所をなくした子供達が82歳の中本さんの家で食事をし、心満たされて帰っていくのだ▼中本さんは「おなかがすいたら悪い事を考える」と言いながら、拠り所を必 ...

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ブラジルサッカー=各チーム補強に余念なし=今月末には主要な州選手権も開幕

空港でファンの歓迎を受けるフラメンゴ加入が決まったダリオ・コンカ(Gilvan Souza/Flamengo)

 パルメイラスの22年ぶりの全国制覇、シャペコエンセの悲劇、名門インテル・ナシオナル初の降格と、激動の2016年ブラジル国内サッカーが閉幕してからひと月足らず、早くも2017年シーズン開幕に向けて、各チーム補強の動きも活発だ。  これまで一番目立った動きを見せているのは、昨年王者のパルメイラスだ。  昨年の優勝の立役者クーカ監督 ...

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10日連続で体感温度40度超=リオデジャネイロ市で記録的な猛暑が続く

 2017年が明けて12日になるが、リオデジャネイロ市では年明け早々から猛暑が続き、1月10日まで10日連続で体感温度が40度を超えるという異常事態となっている。  ブラジルでは、年明けの1月からカーニバルの行われる2月が、北半球でいう7月から8月に当たり、1年でもっとも暑くなる。ブラジル南東部は、北東部ほど暑くならないが、それ ...

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ブラジル=刑務所暴動鎮圧へ国家治安部隊=アマゾナス州とロライマ州に100人ずつ

10日早朝にマナウスに着いた国家治安部隊のメンバー(Tomaz Silva/Agência Brasil)

 1日から繰り返されている刑務所の暴動で、3カ所計64人の囚人が殺害されたアマゾナス州マナウス市に10日早朝、国家治安部隊(FN)の隊員25人が到着した。  これは、アレッシャンドレ・デ・モラエス法務相が9日に「アマゾナス州とロライマ州に計200人の国家治安部隊員を送る」と約束した分の第一弾だ。アマゾナス州には同日中に更に75人 ...

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ブラジル南部=リオ・グランデ・ド・スル州を洪水が襲う=必死で救援にあたる消防隊員=大統領も上空から視察

リオ・グランデ・ド・スル州の水害の様子をヘリで視察するテメル大統領(Beto Barata/PR)

 ブラジル南部リオ・グランデ・ド・スル州ロランテ市が6日に豪雨が見舞われ、市内各所で洪水などの甚大な被害が出た事を受け、週末の7、8日にボランティア・スタッフが援護活動を行った。  近隣の都市住民をはじめとする有志が同市の被害者援助のために寄付した品は、衣類だけで3トンを超え、乾麺その他の食料品などを詰めた基本物資入りのバスケッ ...

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