2017年2月17日の記事一覧

サンパウロカーニバル=審査員全36人を一新=マンネリを防ぐため、各分野のプロを集める

今年の採点方式を発表するリーガSP会長パウロ・セルジオ・フェレイラ氏(Paulo Pinto/Fotos Públicas)

 サンパウロ・エスコーラ・デ・サンバ連盟(LigaSP)は今年、サンバパレードを採点するすべての審査員、36人を一新したと16日に発表した。今回選ばれた審査員は、サンバの審査・採点は初めてとなる。同じ審査員が続くことによるマンネリを防ぐため、審査員36人全員の交代となった。  新しい審査員たちの名前はまだ明かされていない。彼らは ...

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イタウが国内最大銀行に=ブラジル銀行を追い抜く

 ブラジル国内で民間大手のイタウ銀行が、公立のブラジル銀行を抜き、国内最大手となった。  16日、ブラジル銀行は、16年12月末現在の株式総額が1兆4010億レアルだったと発表した。これは16年9月末現在の1兆4480億レアルより下落した。  これに対し、イタウ銀行の株式総額は、16年9月末時点の1兆3990億レアルから1兆42 ...

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サンパウロ州内陸部=高速道でバス2台が正面衝突=8人が死亡し46人がケガ

 16日未明、サンパウロ州内陸部プレジデンテ・プルデンテ地方で、バス2台が正面衝突し、死者8人、負傷者50人が出る事故が起きた。  事故が起きたのは16日午前0時頃で、サンパウロ州道563号線(ジェネラル・エウクリーデス・デ・オリヴェイラ・フィゲイレード道)12・8キロ地点(ミランテ・ド・パラナパネマ市とテオドーロ・サンパイオ市 ...

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《ブラジル》ラヴァ・ジャット作戦系新作戦でベロ・モンテ発電所の疑惑摘発=標的はロボンの息子ら=PTとPMDBで賄賂山分け?=どうなる上院CCJ

エジソン・ロボン氏(Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 16日午前、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)の捜査で得た情報に基づく連邦警察の「レヴィアタン作戦」が行われた。今回の作戦は、パラー州にあるベロ・モンテ水力発電所の建設を巡る不正摘発が目的で、元鉱山動力相のエジソン・ロボン上議(民主運動党・PMDB)の息子のマルシオ氏(PMDB)らに関し、家宅捜索や物品押収が行われた。ロボン氏は今月 ...

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《ブラジル》北東部貨物鉄道=中国企業が建設引継ぎか=現在の請負企業が株式売却交渉=工事遅れ、公的資金投入止まる

 ブラジルのベンジャミン・スタインブルック氏を主要株主とするナシオナル製鉄(CSN)が、中国最大のインフラ整備公社である中交交通建設(CCCC)と、ブラジル北東部の貨物鉄道の建設・運営を担当するトランスノルデスチーナ・ロジスチカ株式会社(TLSA)の持ち株の一部または全ての売却に関する交渉を始めたと、16日付現地紙が報じた。   ...

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識字率の改善進まぬブラジル=ユネスコの目標達成できず

 ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が15日、2015年までに文盲率を50%下げるという目標を達成できていない国が139カ国中100カ国あり、ブラジルもその中に入っている事を明らかにしたと16日付現地紙サイトが報じた。  大人の文盲率半減は2000年に始まった全人教育計画の4番目の目標だ。同計画の対象は195の国連参加国・地域 ...

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ブラジル株高=5年ぶりの高値をつける=実体経済との乖離は大きく

 サンパウロ株式指数(Ibovespa)は15日、前日比で1・89%上昇し、12年3月以来の高値となる6万7975・58ポイントで引け、ブラジル金融市場は陶酔感に包まれたと、16日付現地紙が報じた。  ブラジル株は14日に若干の減少を記録するまで、5営業日連続で伸びていた。Ibovespaはこの1年間で69・55%上昇している。 ...

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《ブラジル》新法相はヴェローゾ氏に=元最高裁判事の81歳

 15日、テメル大統領は、アレッシャンドレ・デ・モラエス氏の後任法相に最高裁元判事のカルロス・ヴェローゾ氏を指名する意向であると民主運動党(PMDB)幹部に通達した。15、16日付現地紙・サイトなどが報じている。  モラエス氏の最高裁判事指名に伴う法相の人選は、大統領がツイッターで流したメッセージなどからも推測されていた。  大 ...

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東西南北

 CNTという調査団体が行ったアンケート調査によると、2018年の大統領選で国民の約30%がルーラ氏の当選を願っているという結果が出た。いかにマリーザ夫人の死の直後とは言え、連日のラヴァ・ジャットの疑惑報道の後でもここまで強いとは。また2位にはマリーナ・シウヴァ氏、3位にはジャイール・ボルソナロ氏が共に11%台で続いている。だが ...

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CKC=6次産業化に関心高まる=日系農業団体連携強化会議=中堅指導者の重要性再確認

会議後に参加者全員で記念撮影

 農林水産省が中央開発株式会社(以下CKC、本社・東京、山口達朗ブラジル所長)に委託する「平成28年度中南米日系農業者連携交流委託事業」の一環、「第2回日系農業団体連携強化会議」が2日から二日間、宮城県人会会館で行われた。ブラジル、パラグアイ、ボリビア、アルゼンチンから90人を越える農業関係者が集まり、各事業の報告、研修の報告等 ...

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