サンパウロ市の市警備隊(GCM)が、今年1月に、落書きの現行犯を39人逮捕していた事が明らかにされた。昨年の逮捕者は19人だった。 昨年と今年の逮捕者数の違いは、ジョアン・ドリア市長の落書き撲滅への取り組みの結果だ。 GCMと軍警、市警が環境犯罪者として逮捕した落書きの実行犯数は総計74人に上るが、軍警や市警は落書きという ...
続きを読む »2017年2月18日の記事一覧
ブラジル南部=パラナ州都クリチーバ市=観光業者が汚職捜査の舞台を巡るツアーを開始=裁判所、検察、刑務所までも=1人1万3500円也
ブラジル政財界にはびこる汚職捜査ラヴァ・ジャット(LJ)作戦にちなんだ観光ツアーが、同作戦を担当するパラナ州地裁のあるクリチーバで始まった。 観光客は、クリチーバ市内の連邦検察庁同州支部、連邦裁判所、連邦警察署から、エドゥアルド・クーニャ元下院議長やジョゼ・ジウセウ元官房長官など、大物被告が拘束されている医療刑務所などを巡る ...
続きを読む »《ブラジル》エスピリトサント州軍警スト=10日間で143件の殺人=法医学研究所で遺族が喧嘩=軍警が殺人に関与していた疑い濃厚=「精細な捜査を行う」と州当局
【既報関連】4日より軍警ストが発生しているエスピリトサント州で、13日までに発生した殺人事件の発生件数は143件で、昨年同時期の38件と比較しておよそ3・8倍になったと17日付現地紙が報じた。 143件のおよそ半分にあたる67件は、州都ヴィトーリアの周辺にあるセーラ市、カリアシカ市、ヴィラ・ヴェーリャ市で発生した。この地域は ...
続きを読む »《ブラジル》汚職防止法案=最高裁命令で下院に逆戻り=議員のご都合優先の改悪法案=マイア議長らは強い不満
ブラジル下院が審議、承認後に上院に送った汚職防止法案が、16日に下院に差し戻され、ロドリゴ・マイア下院議長(民主党・DEM)が不満を隠しきれずにいる。17日付現地紙が報じている。 汚職防止法は昨年11月に下院で承認され、上院も12月中旬までは承認の方向で動いていた。 だが、同法案には議員の都合で提出された修正案が目白押しで ...
続きを読む »《ブラジル》ラヴァ・ジャット作戦(LJ)=11カ国の検察が協力合意=オデブレヒトの汚職捜査で
16年12月にオデブレヒト社が米国で行ったラヴァ・ジャット作戦(LJ)絡みの報奨付供述の内容が漏れたのを受け、独自捜査を始めた国々の検察が、合同の特捜班を創設する事で合意したと16、17日付ブラジル国内紙・サイトが報じた。 16、17日にブラジリアで開かれた会合に集まったのは、ブラジル、アルゼンチン、チリ、コロンビア、エクア ...
続きを読む »《サンパウロ市》黄熱病ワクチンが不足?=月末までに分配予定も
拡大の様相を見せる黄熱病に対し、サンパウロ市の医療機関でワクチン不足が起きていると17日付エスタード紙が報じている。 同紙記者が市内10カ所の保健所(USB)を訪れたところ、サンタセシリア(西部)やカンブシ(南部)、オラトーリオ(東部)では、接種を受けられるのは、ミナス州など、黄熱病感染の危険性の高い地域に行く予定の人に限定 ...
続きを読む »《サンパウロ市》偽の固定資産税納付書出回る=疑問は市のサイトに問い合わせを
1月~2月は固定資産税(IPTU)納付の時期だが、サンパウロ市役所が偽納付書に注意するように呼びかけていると16日付現地サイトが報じた。 サンパウロ市役所は納税者に、届いた納付書を注意深く分析し、以下の手順を行うように求めている。 (1)記載されている情報を過去の納付書と比較し、情報や金額を確認する。(2)市役所のサイトh ...
続きを読む »東西南北
15日、ブラジル連邦最高裁は、「昨年5月に最高裁が下院議長職停職を決めた時と同じ理由で逮捕されたのは不当」として釈放を求めていた前下院議長のエドゥアルド・クーニャ被告に対する全体審理を行った。同被告の最高裁への訴えは議長時代から一貫して不人気で、15日も「ラヴァ・ジャットの報奨付供述に応じられたら社会が混乱」との思惑などもあっ ...
続きを読む »折り鶴でシャペコエンセ応援=ブラジルやカナダから約4万羽=大泉さんらブラジル人NPOに協力
なぜ折り鶴がシャペコエンセのサッカー場に?――昨年11月末に起きたシャペコエンセ選手19人を含む71人が死亡した飛行機事故後、初となる同チームの親善試合が先月21日に行われ、サンタカタリーナ州シャペコ市にあるアレーナ・コンダ会場の金網には、ところ狭しと4万羽を越える折り鶴が姿を現した。その光景を見て不思議に思った人も多かった。 ...
続きを読む »今週末のミナス日本祭で=作家アカデミー、日系文学出展
「第6回ミナス日本祭」が17日から19日の三日間、ミナス州ベロオリゾンテ市のエキスポミナス(Av. Amazonas, 6200)で開催され、日伯作家アカデミー(宮村秀光会長)とブラジル日系文学(武本憲二理事長)が共同でブースを出展し、計14タイトルの販売、サイン会を行う。 なかでも近藤アンドレさん(41、二世)は、代表作「 ...
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