20日に開幕したテニスのリオ・オープンの男子シングルス一回戦で、ブラジル人選手のトーマス・ベルッシが日本の錦織を6―4、6―3のセットカウント2―0で降す金星をあげ、ブラジル国内でも大きく報道された。 錦織は前の週にアルゼンチンのブエノスアイレスで行われたアルゼンチン・オープンでは準優勝の成績で、リオ・オープンでの雪辱はなら ...
続きを読む »2017年2月23日の記事一覧
小児病棟でもカーニバル=「喜びの医師団」が粋な計らい
サンパウロ市東部イタケーラ地区のサンタマルセリーナ病院小児病棟では21日朝、肺炎を起こして入院中のジャクソン君(9)らが、白衣の医師や看護婦と楽しげに歌い、踊る姿が見られた。 といっても、白衣の医師や看護婦は、太鼓やギターを抱え、カーニバルに合わせた羽飾りやハワイ風のレイなどもまとった「喜びの医師団(ドウトーレス・ダ・アレグ ...
続きを読む »《ブラジル》最高裁判事=上院がモラエス氏を正式に承認=法相から異例の抜擢に反発も=サバチーナも長時間化=LJ支持などを積極アピール
20日、ブラジル上院憲政委員会(CCJ)で連邦最高裁判事の口頭試問(サバチーナ)が行われ、テメル政権の法相から配置換え的な指名を受けたアレッシャンドレ・デ・モラエス氏が、約12時間にも迫る長い試問後に同委員会(CCJ)の承認を得た。同氏は21日の上院本会議も通過し、最高裁判事として正式に認められた。21日付現地紙が報じている。 ...
続きを読む »《ブラジル》電気代平均7%上昇へ=前のジウマ政権のつけ、国民に=8年間で600億レアル(2兆1千億円相当)以上の賠償金
ブラジル国家電力庁(Aneel)が21日に発表した計算によると、ブラジル連邦政府が国内の電力会社に対して抱えている巨額の賠償金を支払うため、今年から消費者が払う電気代が平均7・17%上昇すると21、22日付現地紙・サイトが報じた。 賠償金問題の発端は、ジウマ政権期の2012年に遡る。ジウマ大統領は同年、企業活動や家計刺激を目 ...
続きを読む »《ブラジル》エスピリトサント州=28市がカーニバルを中止=治安悪化で安全保障できず
2月4日の軍警スト開始以来、10日間で143件の殺人事件が発生するなど、著しく治安が悪化していたエスピリトサント州で、28市がカーニバルの公式行事を中止したと21日付G1サイトが報じた。 軍警の妻や親族が大隊前で抗議行動を行い、軍警が大隊から出られなくなるという形のストで、同州の治安は悪化。多くの町で、殺人や強盗、商店略奪、 ...
続きを読む »《ブラジル》ラヴァ・ジャット裁判=サルネイ氏の疑惑は最高裁の管轄に=既に政治活動は引退するも
ブラジル連邦最高裁は21日、ジョゼ・サルネイ元大統領(民主運動党・PMDB)について言及しているラヴァ・ジャット作戦での報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)を、パラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事の管轄にはしないという判断を下した。22日付フォーリャ紙が報じている。 サルネイ氏はロメロ・ジュカー、レナン・カリェイロス両上議( ...
続きを読む »《ブラジル》ブラジリアの中心部でも給水制限=官公庁など除き、6日周期で1日断水
ブラジルの首都ブラジリアを含む連邦直轄区内の水道・下水業務を行う、連邦直轄区環境衛生会社(Caesb)が21日、週明けの27日から、サンタ・マリアダムの給水地域である、ブラジリアの中心部でも給水制限がはじまると発表したと、21日付現地サイトが報じた。 連邦直轄区はデスコベルトダムと、サンタ・マリアダムの二つのダムから給水を受 ...
続きを読む »東西南北
22日のブラジル上院本会議で最高裁判事就任が正式に決まったアレッシャンドレ・デ・モラエス氏は、もともと賛否両論のある中で選出されただけに、現地紙は多くの疑惑についても報じていた。中でも、22日付エスタード紙が使っていた写真は象徴的だった。一面では、モラエス氏がラヴァ・ジャットで強い疑惑を持たれているエジソン・ロボン上院憲政委員 ...
続きを読む »「過ちの認識あるのか」=米大統領の排外政策を懸念=日系人強制収容75年
【ロサンゼルス共同】第2次大戦中の日系人の強制収容につながった米大統領令署名から19日で75年。当時、収容された日系2世のトオル・イソベさん(90)は、トランプ大統領による一部イスラム諸国からの入国禁止など排外的な政策を見て、同じことが繰り返されているという感覚を覚える。日系人に関する大統領令は署名から約46年後に政府が過ちと ...
続きを読む »移民110周年に向け発進!=皇室ご訪問に高まる期待=(6)=3団体が統合したマリリア
若き活力溢れる若者が育つ当地日系社会だが、その秘訣は活発な文化活動にあるという。その分岐点となったのが、1991年まで分かれていた日系3団体の統合だ。 当時、会長を務めていた新宅義美名誉会長(80、二世)は、デカセギ・ブームの波が押し寄せるなか、「一つに団結した方が力を結束できるだろうとの思いだった」と振り返る。 総会では ...
続きを読む »