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3月 2017の記事一覧

ジャスティン・ビーバー、コンサートツアーでブラジル訪問中=4年前のリオでの悪戯が元で、裁判所から出頭命令

 コンサートのためブラジルを訪れているカナダ人歌手のジャスティン・ビーバーが、29日、リオ州地裁から、反都市保安罪と文化遺産破損罪で出頭命令を受けた。  この出頭命令はジャスティン・ビーバーが、2013年にリオ市南部のホテルの壁に落書きをした容疑に対するものだ。  今後3日以内に本人か弁護人が出頭し、申し開きをしなければ、何らか ...

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サッカー・サンパウロ選手権=4月より決勝トーナメント=伝統の大会、今年の行方は?

3月29日のコリンチャンス対リネンセ戦より(Daniel Augusto Jr./Ag. Corinthians)

 4月1日よりサッカーのサンパウロ州選手権の準々決勝が行われる。  ブラジルでは、毎年2月から5月まで州ごとの大会が開催され、いわゆる全国レベルのリーグ戦は5月中旬から12月までとなる。  州規模の大会と、全国規模の大会が並列に行われるのは世界のサッカー界でも稀だ。全国リーグと州別大会は基本的には連動しておらず、州別大会で2部降 ...

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ブラジル人の33%が衝動買い?=C~Eクラスの若い女性は特に

 ブラジルのクレジット保護サービス(SPC)と全国商店主連合(CNEL)が行った調査で、ブラジル人は「プロモーション」「バーゲン」という言葉に弱く、「安売り」と聞くと、必要ではない品物も買ってしまうという人が33%いる事がわかった。  この傾向は社会階層や年齢などによって差があり、中流以下(C~Eククラス)では35%、女性では3 ...

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《ブラジル》連邦政府が421億レアル超の予算カット発表=582億レの赤字超過回避に=50業種企業への、社会保障費納付軽減策を廃止=161億レアルの歳入拡大措置も

メイレレス財相(左)と、オリヴェイラ企画相(右)(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil)

 ブラジル連邦政府は29日、基礎的財政収支の赤字を今年の予算目標である1390億レアルまでに抑えるため、421億レアルに上る予算カットと161億レアル規模の歳入拡大措置をとると発表したと、29、30日付現地紙・サイトが報じた。  29日夜、エンリケ・メイレレス財相とジオゴ・オリヴェイラ企画相が、予算目標と現状の見込み赤字の間には ...

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《ブラジル》18年統一選=民主社会党内でドリアの大統領候補案浮上=アエシオのダメージ次第で

29日のドリア市長(Fabio Arantes/SECOM)

 民主社会党(PSDB)の内部で、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)でアエシオ・ネーヴェス党首のイメージが大きく損なわれた場合の同党の大統領候補に、ジョアン・ドリア・サンパウロ市市長を推す可能性を認める声がアエシオ氏の側近たちからも高まりはじめていると、30日付フォーリャ紙が報じている。  同党の18年大統領選候補争いは、14年に出馬 ...

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リオ自転車道=専門家が通行停止を勧める=五輪前の崩落区間も含めて

 リオデジャネイロ州の地方建築、工学、農業技師協議会(CREA)が28日、リオ五輪前に市街化計画の一環として建設された、リオ市の海岸部をはしる自転車道は通行停止とすべきとの意見書を提出したと29日付エスタード紙が報じた。  問題になったのは、サンコンラド~レブロン間3・9キロを結ぶチン・マイア自転車道だ。同自転車道では、16年4 ...

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《サンパウロ州》サンベルナルド・ド・カンポ市=高速道事故の実費を徴収?=「税金は市民のため」と市長

 サンパウロ市南東のサンベルナルド・ド・カンポ市が、同市の住民ではない人が同市を通る高速道路で事故を起こし、病院に搬送するなどの経費が発生した場合は、高速道路管理委託会社に入院費などを請求することを決めたと、30日付現地紙サイトが報じている。  この法案は29日の市議会で、全会一致で可決された。同法案を提案したオルランド・モラン ...

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4月より肉類が値上げ=ICMS免除の終了で

 4月1日より、サンパウロ州内では牛肉、豚肉、鶏肉が値上がりする。30日付現地紙が報じている。  現在、大手精肉会社の不正疑惑で国の内外を大きく揺らした「カルネ・フラッカ作戦」が話題を呼んでいるが、今回の値上げは同作戦の影響や不正防止対策によるものではなく、2009年から行われていた商品流通税(ICMS)の免除が正式に終わるため ...

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東西南北

 本日付本紙でも報じているように、サンパウロ市のジョアン・ドリア市長の人気は大統領候補として考慮されるまでに至っている。パラナー・ペスキーザという調査団体の最新アンケートによると、サンパウロ市民の70・3%がドリア市長の市政を好意的に捉えているという。若年層の人気はとりわけ高く、16~24歳の間の支持率は75%に達したという。男 ...

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日本で起きている「ブラジルの未来」=森田所長がUSPで講演=(下)=当地も2032年から高齢社会

日本の人口推移(森田朗氏提供)

 近年、日本では問題解決のため、移民の導入が議論されているが、森田所長は反対の立場だ。  第一に、年間30万人以上が減少していく日本で、その減少分を移民で補うには規模が大きすぎる。さらに、受け入れた移民が高齢化した際には、社会福祉費を充当せねばならず、その額は移民が生み出す経済成果よりも高くなる見込みだ。  そもそも日本に移民が ...

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