「ブラジルを代表するロックのイベントは?」と質問されると、何年か前までは「ロック・イン・リオ」と答えるのが普通だった。 今も決して間違いではないが、サンパウロのインテルラゴス・サーキットでの「ロラパルーザ・ブラジル」は今や、隔年開催のロック・イン・リオを凌駕する勢いで大きくなってきている。 ロラパルーザは、元は全米屈指の同 ...
続きを読む »2017年3月28日の記事一覧
《ブラジル》カルネ・フラッカ作戦から1週間で1億3千ドルの損害=JBSは再開も減産不可避=新たに2社が操業停止に=食肉輸出が15億ドル「激減」?
ブラジル連邦警察が17日に「カルネ・フラッカ作戦」を実施して以来、肉類の輸出が大打撃を受け、既に1億3千万ドルを超す損害が出ていると、26日付現地紙などが報じている。 ブラジルにとって肉類は、輸出品目の中で極めて重要な位置を占めている。商工開発省のデータによると、2016年の場合、肉類の輸出は穀物、鉱物に次ぐ3位で、その金額 ...
続きを読む »《ブラジル》年金改革=対象除外を求める声続々と=警察、教員から不満の声強く=これ以上の譲歩はないと政府
【既報関連】テメル大統領(民主運動党・PMDB)が、年金制度改革の対象から、州や市に務める地方公務員を外すことを発表したことで、少なくとも7部門の職種からも年金改革から外れようとする動きが出てきたと、26日付現地紙が報じた。 年金改革対象からの除外や、新制度の緩和を求める各所からの圧力は強まるばかりだ。除外を求める働きかけを ...
続きを読む »《ブラジル》子供用の病床不足深刻化=助かるはずの命も助からぬ
「出来るだけ早く専門病院で手術を受けさせないと助からない」―。現在生後6カ月のブライアン君に重篤な心臓疾患がある事が判明した時、小児科医はこう宣告した。 27日付エスタード紙によれば、両親が裁判所に訴えた事で3カ月後に病床が確保できたブライアン君は助かったが、同様の心臓疾患が見つかったルアン君は、生後70日で生涯を閉じた。 ...
続きを読む »サンパウロ市信号=メンテナンス業者との契約遅れで故障急増=市政交代で引き継ぎに不備?
今年に入り、サンパウロ市では大雨でもないのに信号が故障して、修復にも時間がかかる例が増えていると26日付現地紙が報じた。 市内中心部のアロウシェ街とアウローラ街の交差点は、信号が故障して2週間が経った。「これまで大きな事故がなかった事が不思議なくらい」とか、「車を避けて通らなくては…」といった嘆きの声が、住民や同地を頻繁に通 ...
続きを読む »《ブラジル》3月のマニフェスタソンが不発=例年のような明確さに欠け
26日、ブラジル自由運動(MBL)などが全国規模で連邦政府へのマニフェスタソンを試みたが、反抗の焦点が定まらなかったこともあり、不発に終わった。27日付現地紙が報じている。 15年と16年に行われた、ラヴァ・ジャット作戦支援と当時のジウマ政権に対する抗議のマニフェスタソンは、ジウマ氏の罷免を求める声も強かったことで記録的な参 ...
続きを読む »東西南北
25、26の両日、サンパウロ市で恒例となった国際的ロック・イベント、ロラパルーザが開催された。毎年15万人近くを動員するイベントとして年々注目度をあげている同フェスだが、今年はメタリカをはじめ、出演者の事前知名度や天候にも恵まれ、初日10万人、2日目9万人の計19万人動員と、これまでの記録を大きく更新した。ただ、動員が増えたの ...
続きを読む »「ブラジルに良い未来を!」=日系も多数、サンパウロ市デモに参加=「文化自体を正すべき」の声も
全伯103都市に合わせて、サンパウロ市パウリスタ大通りでも26日に抗議デモが行われ、低調ながらも数万人が参加した。法的特権(foro privilegiado)の廃止、ラヴァ・ジャット(LJ)作戦支持、リスタ・フェシャーダ(比例代表制)反対、汚職政治家への抗議が展開された。参加していた日系人に話を聞いた。 セルジオ・モロ判事 ...
続きを読む »トヨタが新型カローラを発表=機能性さらに向上、デザインも
トヨタ・ド・ブラジルが16日、サンパウロ市のエスパッソ・ヴィラ・ドス・イペスで「カローラ2018」の発表会見を行った。操作性とデザイン性に注力して開発され、年間販売台数の目標は6万台。17日から販売されている。会見には1月から社長に就任したラファエル・チャン氏も出席し、新型カローラの魅力や昨年の売上げ台数などを紹介した。 新 ...
続きを読む »パラナ日語教師が一同に=29人、研修会で知識深め
パラナ州ロンドリーナ市で先月18、19の両日、第45回全パラナ日本語教師合同研修会が行なわれ、現役教師ら29人が参加した。講師には8人が招かれ、各分野の知識を伝えた。 開会式にはパラナ日伯文化連合会(リーガ・アリアンサ)の上口寛会長、ブラジル日本語センターの立花アルマンド理事長らが訪れ参加者を激励。その後、作文指導の講義ほか ...
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