5月初旬の開館を目指す日本政府の広報施設ジャパン・ハウスで15日午後、商工会議所の建設不動産部会が会員企業向けに内装見学会を開催した。白を基調とした広々とした内装が広がり、参加者らはビジネス機会を探るなど大きな関心を寄せた。未進出の企業にとっても、事前の市場調査といった活用ができそうだ。 一部の調理設備などを残し内装はほぼ完 ...
続きを読む »3月 2017の記事一覧
子供たちの体温は伝わるか?=静岡県清水町の教育の取組み=(6)=小学生と中学生の違い
支援員の芹沢淳子さんは教員と支援員の両方の立場を体験して気づいたこともあるという。 「やはり、先生には見せない面を支援員には気軽に見せられるということもあると思います。『じゅんこー!』なんて呼ばれたりして、明らかに気楽な存在。わたしのほうも、限られた時間しか見られないし、教師という立場ではないけれど、精一杯見守って感じ取って ...
続きを読む »和紙の魅力をブラジルで=専門家3人が講演
日本から3人の和紙専門家が招待され、23日18時半から和紙に関するイベントを文協貴賓室(Rua São Joaquim, 381)で行なう。入場料30レアル。 『和紙の魅力について』と題した講演では、一宮佳世子、田村智美、鎮西寛旨各氏が登壇。技法や保存修復といった観点から、和紙の魅力を発信する。会場内では作品展示もある。 ...
続きを読む »文協埋めた橋幸夫公演=収入12万レ福祉4団体へ
WILL株式会社(中井良昇社長)による5日の橋幸夫チャリティーコンサートで、売り上げが12万レとなったことが分かった。 開場の文協大講堂には2公演で約3千人が集まり、そこから諸経費を差し引いた分を同社が補填した。福祉4団体に7日、それぞれ3万レが寄付された。 社会福祉法人「こどものその」の頃末アンドレ理事長は5日の公演後、 ...
続きを読む »■訃報■石田俊郎さん
家具製造メーカー、チルミス社の創業者、石田俊郎さんが15日午後、老衰によって自宅で亡くなった。享年78。 宮城県柴田郡村田町生まれの石田さんは1958年1月13日、サントス丸で渡伯。1967年にチルミスを創業した。同社の折りたたみ机やパイプ椅子といった製品は、県人会や日系団体等に広く使用されている。 またサンベルナルド・ド ...
続きを読む »スキー場とお寺へ=歩こう会が月末
リベルダーデ歩こう友の会(高木ラウル会長)は26日、サンパウロ州サンロッケの人工スキー場と、近隣コチアの如来寺を訪問する。 スキー場では、標高1500メートルの高台から景観も楽しめ、急斜面を下る滑り台もある。 コチアへ移動した後は、過去にダライ・ラマ14世も訪れた如来寺(台湾系)を見学し、精進料理を楽しむ。 午前8時にリ ...
続きを読む »大耳小耳
文協で19日までの午前9時~午後7時、『第96回ラン展示会』が行われている。午前10時からと午後2時、4時からの3回、ランの育て方についての講習会もあるようだ。どちらも入場無料で予約は不要。ランの花を見て楽しみながら育て方も学べる。同種の季節は秋~冬とされている。まだまだ暑い日が続くが、今年の秋冬に向けて新しい趣味に『ラン栽培 ...
続きを読む »自分史 戦争と移民=高良忠清=(9)
「これを着て退院しなさい」と言われた時は皆大笑いとなった。何しろその軍服は、小柄な私が二人はいってもまだ大き過ぎるぐらいだった。兄が「それは俺が着るから、おまえは俺のものを着なさい」と言ったので、結局、私は兄の服を着て退院した。 そこで、君達は未成年だから孤児院を探すようにと言われたが、兄は俺たち孤児院には行きません、自分た ...
続きを読む »75年間も弱者救済を貫いてきた福祉団体
久しぶりに救済会の総会を取材して、瀬戸際に立たされている現状にショックを受けた。戦争中から日本移民を助け続けてきた救済会。その弱者救済の精神ゆえに、経営が追い詰められている現状にやるせなさを感じた。これをほっておくことは、世話になって来たコロニアとして許されることなのかと…。日系社会の一番苦しい部分を救済会が助けて来てくれたか ...
続きを読む »シャペコエンセ=リベルタ杯ホームデビュー戦に合わせ、新ユニフォームを発表=昨年の飛行機事故の生還者も姿を見せる
ブラジル南部のサッカーチーム、シャペコエンセは16日の午後、今年の新ユニフォームを発表した。これは同チームが今年、チーム史上初めて出場を果たした、南米大陸王者を決めるリベルタドーレス杯(以下「リベルタ杯」)のホームデビュー戦に合わせてのことだ。 昨年、シャペコエンセは、南米規模ではリベルタ杯に次ぐ位置付けのスル・アメリカーナ ...
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