ホーム | 2017 | 4月 (ページ 13)

4月 2017の記事一覧

最高裁がLJ特別班創設=本体部以外は他の判事に?

 カルメン・ルシア最高裁長官とラヴァ・ジャット作戦(LJ)の報告官のエジソン・ファキン判事が17日、最高裁内にLJに関する特別班を創設する事を決めたと18日付伯字紙が報じた。  今回創設される特別班は、連邦検察庁や連邦警察の特捜班に相当するもので、LJに関する捜査や裁判を加速化する事を目的としている。  また、カルメン長官は同日 ...

続きを読む »

《ブラジル》今年の所得税申告期限まであと9日=未だ半数以上が未申告

 今年のブラジルの所得税の確定申告は3月2日から開始されているが、今月28日の申告期限まで11日となった17日現在で申告義務対象者の半数以上が申告を済ませていない事が分かったと、17日付現地サイトが報じた。  17日午後5時までの段階での申告件数は1238万9213件で、全体の申告義務対象者数2830万人の43・8%にしかならな ...

続きを読む »

ソニーニャがサンパウロ市局長を辞任=遅刻罰金から4カ月足らず

 ジョアン・ドリア・サンパウロ市市長は17日、市の社会援助局局長をつとめていた、元テレビ司会者でもあるソニーニャ・フランシーヌ氏の辞任を発表した。18日付伯字紙が報じている。  ソニーニャ氏は、ドリア市政がはじまってすぐに行った清掃プロジェクト「シダーデ・リンパ」の第1回の清掃の際に遅刻し、その後の局長会議にも遅刻した。ドリア氏 ...

続きを読む »

東西南北

 オデブレヒトのデラソンによる、大物政治家たちがラヴァ・ジャットに関与していたとの報道が続々と流れて世間をにぎわせる中、元下院議長で現在逮捕中のエドゥアルド・クーニャ被告や元財相、官房長官のアントニオ・パロッシ被告もデラソンに応じる構えを見せている。クーニャ氏は既に、「テメル大統領がオデブレヒトとの会合を手配した」などと言う手紙 ...

続きを読む »

《ブラジル》「賢人会議」で重要課題を議論=交通・輸出回廊の整備を優先=経済連携協定締結を目指す

 リオ市で5日、『第7回日伯戦略的経済パートナーシップ賢人会議』が行われた。同会議では日本商工会議所(東京都千代田区)の三村明夫会頭(新日鉄住金(株)相談役名誉会長)やカルロス・マリアーニ・ビテンクール石油化学工業連盟会長が座長を務め、両国の経済界主要人物らが日伯の経済関係強化を目的に最優先課題について議論した。参加者らは都市交 ...

続きを読む »

《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(11)=「日本人死ね! 国に帰れ」

 田辺さんが、光日本語教室を始めたきっかけは、パラナやサンパウロから来た若い日系人が、子供に日本語を教えたいと言い出し、「お前は一世だから日本語教えてくれ」と頼んできたことだ。  「ボクは6歳で日本から来て、一生懸命に働いてきた。日本でもブラジルでもまともに学校にいっていない。だから日本語を教えるのはムリだ、と最初は断った。でも ...

続きを読む »

ブラジル力行会創立百周年=9月に式典「ぜひ参加を」

 ブラジル力行会(岡崎祐三会長)が9月17日に創立百周年式典を行うことが決まったと、岡崎会長(74、岡山県)、吉岡黎明式典実行委員長(81、二世)、同百周年記念誌編纂委員会の古賀捷則さん(76、福岡県)が来社して報告し、当日の参加を呼びかけた。  場所はサンパウロ市の文協ビルの小講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で ...

続きを読む »

《ブラジル》全伯川柳、課題は「義理」=応募は5月20日まで

 ぶらじる川柳社(荒井花生代表)が主催する「第64回全伯川柳大会」が、9月3日午前9時から全伯熟年クラブのサロン(Rua Siqueira de Campos, 134)で行なわれることになり、吟句を募集している。  未発表の課題吟・自由吟合わせて一人3句(課題吟のみ3句、自由吟のみ3句でも可)。課題は「義理」。吟句と氏名には振 ...

続きを読む »

大耳小耳

 『蜂鳥』335号が刊行された。《真夜中にシンデレラのごと女王花》(井上富貴子)は真夜中に咲く多年草のサボテンのことを読んだもの。シンデレラとは、比喩がユーモラスだ。《書初やフェリースと書き孫の家》(笹谷蘭峯)も、普通に「幸福」と書くのでなく「フェリース」とするところがブラジルらしい。《夏寒し最寄りのバンコに強盗団》(佐藤けいこ ...

続きを読む »

ブラジル力行会の略史=百周年記念誌編纂委員会=〈2〉古賀捷則

   1913年9月6日、島貫兵太夫初代力行会会長は、47歳の若さで病いに倒れ、渡米中であった永田稠氏が遺命により、翌年の1914年に二代会長に就任します。  6年ぶりに帰国した永田会長の前には、大きな難題が横たわっていました。それは大講堂建設による財政破綻と日本力行会の再建です。  「力行会は、単なる社会慈善団体では ...

続きを読む »