国によっては人口の24%、ブラジルの場合は少なくとも2800万人が耳鳴りに悩んでいる。蜂の羽音のようだ、セミの鳴き声のようだ、はたまた、圧力鍋の蒸気が漏れる音のようだなど、耳鳴りの表現の仕方は様々だが、サンパウロ大学サンカルロス校の研究班が、耳鳴りを感じるのは脳の前頭前野(前頭前皮質)右側である事を発見した▼前頭前野は複雑な認 ...
続きを読む »4月 2017の記事一覧
《ブラジル》広島と長崎に千羽鶴を!=平和のメッセージを届けたい=日系団体へ協力呼びかけ
「原爆を落とされた広島や長崎の病院や施設で暮らす患者さんに千羽鶴で愛を届けたい。この運動を通して、原爆で何が起こったのかを振り返り、平和のメッセージを届けられれば」―。『一つの願いを千羽鶴に』プロジェクトの大泉良子リジア代表(二世、32)=マット・グロッソ・ド・スル州カンポ・グランデ在住=は、日系団体へ同プロジェクトの協力を呼 ...
続きを読む »《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(16)=医者「仕事したら死にますよ」
黒田喜与美さんは、「とにかくお金がないのよ。夫にはひたすら『辛抱してくれ』と言われて、ショックを受けたわ。『コップ半分でも』と油を分けてもらったりした。最初10年間ぐらいボラッシャ(ゴム)やっていたけど利益が出ないのよ。野菜作りに切り替えたけど、フェイラ(市)に持っていっても売れない。当時のブラジル人は野菜が何だか分からなかっ ...
続きを読む »9月、5泊でポルトガル=県連ふるさと巡り特別版
ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)が主催する『移民のふるさと巡り特別版』の正式申し込みが5月2日から開始される。9月17日から5泊6日でポルトガルを巡る。 旧宗主国だった関係で、ポルトガルはブラジルと歴史的なつながりが深く、言葉はもちろん、料理や文化の面でも共通点が多い。今回は「移民の故郷」というより、「ブラジル ...
続きを読む »移民勝ち負け抗争に迫る=本紙連載まとめ日本で刊行
【リオデジャネイロ共同】第2次大戦後にブラジルの日系移民の間で「日本は戦争に負けていない」と信じるグループと、敗戦を認めるグループが衝突し、多くの死者を出した「勝ち組負け組」事件。その背景を追った「『勝ち組』異聞―ブラジル日系移民の戦後70年」(無明舎出版)をサンパウロの邦字紙ニッケイ新聞編集長の深沢正雪さん(51)が出版した ...
続きを読む »イタペセリカ運動会30日
イタペセリカ・ダ・セーラ文化体育協会(牧山ペドロ会長)は30日午前9時から同会運動場(R. Hikari Kurachi, 756)で「第82回家族慰安運動会」を開催する。 馬場体操、踊り、組体操、太鼓など数々の種目が予定されている。例年、日本語学校の生徒や他の日系団体関係者などが500人以上参加し、にぎやかな一日を過ごす。
続きを読む »大耳小耳
◎ 『ブラジル老荘の友』519号を読んでいて、おもわず吹き出した。ブラジル経済通で知られる若松如空さんのコラム「三十年後、ブラジルは大国になる」の最後の部分だ。将来良くなる可能性をこれだけ秘めているという数字が延々と書かれていて、実に説得力がある。でも、その最後に《私は家族が集まった時「苗字のアルファベットは絶対に変え ...
続きを読む »週末案内(4月29、30日)
29日(土曜日) 墨の芸術展、午前9時、文協貴賓室(Rua Sao Joaquim, 381)、日曜日も 30日(日曜日) 日本民謡ブラジル大会、午前8時半、宮城県人会会館(Rua Fagundes, 152, Liberdade) ◎ 秋の古本市、午前9時、文協展示室( ...
続きを読む »(サンパウロ)またもアメリカの大型フェスの南米版開催へ=「サンパウロ・トリップ」はロラパルーザに続くか
すでにサンパウロ市を代表する大型イベントとなっている「ロラパルーザ」に続く、国際型大型ロック・フェスティバルがまたしてもサンパウロに上陸する。 それが「サンパウロ・トリップ」だ。これは、昨年10月にカリフォルニア州の砂漠地帯、インディオで行われた、主に高い年齢層に向けたロック・フェスティバル「デザート・トリップ」のブラジル版 ...
続きを読む »ブラジル人の国外支出が拡大中=レアル高と景気信頼感の改善が後押し
ブラジル中央銀行は25日、今年3月のブラジル人の国外での出費が、総額15億3千万ドルだったと発表した。この額は、12億9100万ドルだった昨年3月より18・5%増えている。 1月から3月までの第1四半期で比較すると、今年は44億6900万ドルで、昨年同期の29億7200万ドルより50・4%増えた。
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