昨今、大揺れのブラジル政界だが、そんな最中、ある政治家の生誕100周年を記念した伝記本が発表され、話題となっている。 その政治家とは、テオトニオ・ヴィレーラ氏(1917―83年)。本の題は「セニョール・レプブリカ(ミスター共和国)」という。
続きを読む »2017年5月30日の記事一覧
《ブラジル》パラー州で殺害された農民=頭や背中に銃弾浴びた例も
ブラジル北部パラー州のパウ・ダルコの農園で24日未明に起きた銃撃戦で死亡したとされる土地なし農民10人の検死の結果、頭部や背中二銃弾を浴びた死体や、心臓に向けて至近距離から2発を撃ち込まれた死体がある事が判明した。 農園に不法侵入した土地なし農民が、警備員を殺し、農園の本部となる建物などに放火したという事実は、逮捕令状などを ...
続きを読む »サンパウロ=壁画アートミュージアムがオープン=Tシャツにジーンズ姿の市長がカラースプレーで壁画を描く
ある時は清掃員の制服でホウキを持ち、ある時は自らバスに乗って乗客から生の声を聴き、ある時はバリアフリー政策の一環として自ら車椅子に乗る。そんな、サンパウロ市のジョアン・ドリア市長が、今度はカラーインクの詰まったインクスプレー缶を手に持ち、壁画アーティストに変身した。 美観を損なうとして、市内を縦に走る大通り、5月23日大通り ...
続きを読む »《ブラジル》ジャノー長官がテメルの供述求める=「疑惑を否定しなかった」=ジョエズレイとの会合に関し=大統領はTSE対策も
26日、連邦検察庁のロドリゴ・ジャノー長官は、最高裁でラヴァ・ジャット作戦の報告官を務めるエジソン・ファキン判事に対し、テメル大統領の供述を求める請願書を提出した。求められているのは、同大統領が20日に行った、JBS社のジョエズレイ・バチスタ氏の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)に対する返答の証言に関してのものだ。27日付現 ...
続きを読む »《ブラジル》マリア・バストス社会経済開発銀行総裁辞任=融資引き締めに産業界が反発=連警捜査の打撃も大きく
社会経済開発銀行(BNDES)総裁のマリア・シルヴィア・バストス氏が26日に辞職したと、27日付現地紙が報じた。 後任には地理統計院(IBGE)のパウロ・ラベロ・デ・カストロ氏が就く。また、バストス氏に仕えたBNDES幹部たちは、引継ぎだけを行う。
続きを読む »《ブラジル》北東部の水害に特別支援=大雨で川の増水や土砂崩れ
ペルナンブコ州とアラゴアス州での大雨の被害を受け、テメル大統領が28日に現地を訪問、特別支援実施を決めたと29日付ニュースサイトが報じた。 ペルナンブコ州では28日、川の増水や土砂崩れなどで、15市で非常事態が宣言された。28日夜、同州に着いたテメル大統領一行は具体的な支援策も協議した。
続きを読む »コカインの一種、クラック汚染はサンパウロ州全体に=548市が「薬物の影響に悩む」と答える
【既報関連】禁止薬物コカインの一種、クラックの常用者と、それを取引する密売人たちが集る〃クラコランジア〃。サンパウロ市では、ジョアン・ドリア市長や、ジェラウド・アウキミン、サンパウロ州知事が中心となり、21日に市内中心部にあるクラコランジアの掃討作戦を行ったが、常用者は町中に拡散してしまった。 29日付現地紙は、サンパウロ州 ...
続きを読む »《ブラジル》クーニャ元下議の妻が無罪に=「証拠不十分」とモロ判事
25日、パラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事は、元下院議長のエドゥアルド・クーニャ被告の妻のクラウジア・クルス氏を無罪とする命令を出した。27日付現地紙が報じている。 クラウジア氏は現在、収賄などの容疑で15年の実刑判決を受けている夫クーニャ被告が受け取った賄賂の恩恵を受けたと告発され、資金洗浄の容疑を問われていた。
続きを読む »東西南北
サンパウロ市地下鉄4号線において、「第3弾建設計画」で建設を期待されていたシャッカラ・ド・ジョケイ駅とラルゴ・ド・タボアン駅が、少なくともジェラウド・アウキミン現サンパウロ州知事の任期中の2018年中には建設に取り掛からないことが明らかにされた。この2駅の建設案は2012年に浮上し、早ければ16年にも運営開始と考えられていたが ...
続きを読む »優勝の栄冠は中島さんに!=第2回本荘追分ブラジル大会=「日本でも良い結果出したい」
若手民謡グループ「民」(久保田紀世会長)とブラジル本荘追分会(川合昭会長)共催の『第2回本荘追分ブラジル大会』が21日、サンパウロ市の秋田県人会館で行われた。10~86歳までの幅広い世代から35人が出場し、民謡ファン約100人が見守る中、日頃の練習の成果を披露した。審査の結果、サンミゲル民謡会の中島幸夫さん(38、三世)が優勝 ...
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