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5月 2017の記事一覧

《ブラジル》弁護士会が大統領罷免請求提出決める=手続きは24日に行う予定=最高裁の捜査続行判断は?=録音は編集されていると大統領

クラウジオ・ラマキアOAB会長(Valter Campanato/Agência Brasil)

 【既報関連】ブラジル弁護士会(OAB)は21日の未明に開かれた特別委員会で、連邦下院議会にミシェル・テメル大統領(民主運動党・PMDB)の罷免請求を行うことを決定したと21、22日付現地紙サイトが報じた。  OAB総会は、ブラジリアと、26州の代表が各州1票ずつの議決権を持つ。棄権したのはアクレ州、罷免請求に反対したのはアマパ ...

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《ブラジル》JBS供述後、PSBが連立離脱表明=PSDBなどは当面連立に留まる=重要法案の審議はいかに

記者会見で音声データ改ざんの可能性を上げ、捜査停止を求めたテメル大統領(José Cruz/Agência Brasil)

 【既報関連】食肉大手のJBS社主のジョエズレイ・バチスタ容疑者ら同社幹部7人の報奨付供述で、テメル大統領(民主運動党・PMDB)やアエシオ・ネーヴェス上議(民主社会党・PSDB、停職中)らへの疑惑が噴き出し、社会党(PSB)が連立離脱を決めたが、PSDBや民主党(DEM)は大統領に対する捜査継続の是非を審理する24日の最高裁の ...

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サンパウロ市クラコランジア=冷たい雨の下、一掃作戦強行=警察900人動員38人逮捕

一掃作戦実行後の現地を視察する、ドリア市長(Eduardo Ogata/Secom)

 【既報関連】サンパウロ市セントロ、ルス区の麻薬汚染地帯クラコランジアで21日朝、警察が地域一掃作戦を行ったと、22日付現地紙各紙が報じた。  市警、軍警あわせて900人を動員して行われた作戦では、麻薬密売者ら38人が逮捕され、ナイフや銃などの武器多数と麻薬が押収された。

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《ブラジル》自動車業界にも時代の波=古豪3社のシェアが激減

 ブラジルの自動車製造業界では07年以降、景気後退による売上激減や消費者の趣向の変化が起きており、古豪3社のシェアも激減したと22日付現地紙が報じた。  競合するメーカー出現と大衆車の需要減少は、スポーツタイプの車を愛好する消費者が増えた事などとも相まって、業界再編を促した。

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《ブラジル》反テメルデモ=15州で辞任と直接選挙要求=一般市民への訴求力いま一つ

雨の中、聖市パウリスタ大通りで発生した反テメルのデモ(Paulo Pinto/AGPT)

 【既報関連】ミシェル・テメル大統領の辞任と、後任大統領を選ぶ直接選挙の実施を求めるデモが21日、15の州で発生したと、22日付現地紙が報じた。  サンパウロ市では、朝から冷たい雨が降り、主催者のブラジル人民戦線(FBP)が期待したほどの動員はなかったが、2万人を動員したと主催者は語っている。軍警は動員人数の概算を行わなかった。 ...

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東西南北

 20日夜から21日夜までかけて行われた、今年のサンパウロ市ヴィラーダ・クルツラルは、雨にも祟られ、閑散とした出足で終わった。ジョアン・ドリア新市長は、主要ステージをこれまでのセントロ集中から、北部のアニェンビー、東部のカルモ公園、南部のインテルラゴスなどに拡散させたが、どこの会場も集客見込み数を大幅に下回り、一部のコンサートは ...

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サンパウロ州110周年委員会ついに発足!=式典は日本祭り会場に決定=若手委員を積極採用

乾杯で門出を祝した関係者ら

 「次の150年、200年へと続く第一歩に」―。19日夜、ブラジル日本移民110周年記念祭典委員会(菊地義治実行委員長)が文協貴賓室で正式発足した。画家の若林和男さんがデザインした、二羽の折り鶴に両国関係の未来を託した『記念ロゴマーク』が発表されるなど、翌年に迫る移民110周年に向け、準備を本格化させる見込みだ。70人近くの関係 ...

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■ひとマチ点描■結婚式のあでやかな着物展示

めでたい結婚式の着物

 ブラジル日本移民史料館では、文協ビル3階にあるショーケースで「結婚式の着物」の企画展示をしている。見学は無料。平日と土曜の史料館事務所の営業時間帯のみ見学できる。普通は入れない場所にあるため、3階でエレベーターを降りてすぐにある事務所で申し込みを。  さらに特別企画として、水野龍が運行した第1回移民船「笠戸丸」が、神戸港を出発 ...

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10万人分の手形で絵を=当地で収集、東京パラで展示へ

サンパウロ日伯援護協会の自閉症児療育施設に訪問し、ハンドスタンプを行なった様子(本人提供)

 一般社団法人「ハンド・スタンプ・アート・プロジェクト」(代表・横山万里子)の海外特派員、宮澤かれんさん(18歳、東京)が4日に来社し、活動報告をした。  この「ハンド・スタンプ・アート・プロジェクト」(HSAP)とは、病気や障害を抱える子供や支援者らの手形を集めて一つの美術作品を作り、2020年の東京パラリンピックの開会式での ...

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モニカ作者=特製ロゴで在日ブラジル人の支援=地域住民との共存目指し

特製ロゴで活動を支援するマウリシオ氏(提供写真)

 ブラジルの国民的人気漫画『モニカ』の作者マウリシオ・デ・ソウザさん(81)は3月、滋賀県湖南市で地域との交流をする日系人市民グループ『カリーニョ』(高橋ファビオ代表)の活動支援のため、特製ロゴを無償提供した。  同団体は、市内の日枝中学校で日本語教室を担当し、外国籍児童への教育に精力的に励んできた青木義道教諭が発起人となり、昨 ...

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