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5月 2017の記事一覧

《ブラジル》デング熱の発生件数が昨年より89%減=「予防が効果的」と保健局語る

 ブラジル保健省の8日の発表によると、今年に入ってからのデング熱、ジカ熱、チクングニア熱の感染者数が昨年同期比で著しく減少した事が分かったと9日付現地紙が報じている。  減少が顕著なのはデング熱で、今年に入ってから4月15日までに発生した感染が疑われる件数は、昨年同期比88・9%減の11万3381件だった。

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ヴィラーダ・クルツラル=サンパウロ市で20、21日に開催=目玉はダニエラ・メルクリら

 サンパウロ市のジョアン・ドリア市長が8日、今年のヴィラーダ・クルツラルは従来と違い、各地で分散開催する事や、目玉となるショーの出演者などを発表したと同日付G1サイトが報じた。  今年のヴィラーダ・クルツラルは、20日午後6時から21日午後6時までの開催だ。ドリア市長は昨年12月、今年のヴィラーダは市南部にあるインテルラゴスのサ ...

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《ブラジル》中銀=18年インフレ率は上昇と予測=民間企業は低インフレ予想

 ブラジル中銀は8日、定期経済調査フォーカスにおいて、今年末の広範囲消費者物価指数(IPCA・政府の公式インフレ指数)は4・01%だが、翌18年末は4・39%になるだろうとの予想が出たと発表したと9日付現地紙が報じた。  18年末のIPCAの予想は先週、4・03%から4・30%に引き上げられたばかりだ。

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東西南北

 ブラジル保健省が8日、インフルエンザの予防接種を受けた人は、目標の27・5%の5420万人のみと発表した。キャンペーンは26日までで、対象は6カ月以上5歳未満の子供、妊婦、出産後45日以内の女性、60歳以上の人、医療関係者、先住民、慢性疾患患者、刑務所職員、公私立の学校の教師となっている。      ◎  サンパウロ市のジョア ...

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JH=開館2日間で7509人来場=注目の中、ついに一般公開=「もっと最先端技術を見たい」

長蛇の列となった開館日の様子

 日本政府の文化広報施設「ジャパン・ハウス」が6日、ついに一般公開された。開館前には100人以上の来場客が列をなし、最潮時には整理券が配布され、60メートルを越える長蛇の列になった。開幕2日で来場者の合計は7509人を数え、好調なスタートを切った。パウリスタ大通りの新名所としてさらに注目が高まりそうだ。開館初日の同館を訪れ、来場 ...

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援協定期総会=厳しい不況下だが堅調に推移=今年の総予算4億6千レアル

総会の様子

 「サンパウロ日伯援護協会」並びに「日伯福祉援護協会」(共に与儀昭雄会長)は、先月29日援協ビル5階で定期評議委員会及び定期総会を開催した。16年度事業及び決算報告の討議と承認ならびに、17年度事業計画と予算の承認が行われほか、任期2年間の評議員が選出された。  開会の挨拶で与儀会長は、「昨年は厳しい政治経済状況下にも関らず、不 ...

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倫理の会=「倫理が私を変えた」=米国から講師を招き勉強会開催

(左から)飯田会長、須郷会長

 ブラジル倫理の会(須郷清孝会長)は、南カリフォルニア倫理法人会の飯田隆会長を招き、6、7日にサンパウロ市及びアメリカーナ市内で、『倫理が私を変えた』と題して勉強会を行った。  飯田氏は駐在員として渡米以来、27年間米国に在住。会社員から独立して起業するも「資金がない、商売が上手く行かないなど苦難の連続だった」と回想する。だが、 ...

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大耳小耳

     ◎  『「勝ち組」異聞』(無明舎出版)は3月2日に日本で刊行された。郵送に2カ月余りかかったが、9日にブラジルに到着。すでにニッケイ新聞編集部、太陽堂(11・3208・6588)、竹内書店(11・3104・3399)、高野書店(11・3209・3313)で発売中。日本では1800円なので、通常のルートだと当地では150 ...

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深沢正雪著『「勝ち組」異聞』(無明舎出版)を読む=~遠隔地ナショナリズム論と「勝ち負け」抗争の今日的再考~=岸和田仁(『ブラジル特報』編集人)

『「勝ち組」異聞』(無明舎出版)の表紙

 第2次大戦が日系社会を分断し、日系人同士の錯綜した対立を引き起こしたが、そのトラウマが癒えるまでには長い時間を要した。それは、政治的社会的背景がそれぞれ異なる米国でもブラジルでも日系社会を激震させた歴史的事実である。  端的な例をあげれば、1942年、カリフォルニア州北部のツールレイク収容所には米国への忠誠を拒否した日系人の多 ...

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《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(22)=リベルダーデとの意外なつながり

やたらと立派な「アラグアイア州政庁」

 州都パウマスは南緯10度、朝からじわじわと汗をかく暑さだ。  ガイドに案内されて最初に向かったのはプラッサ・ドス・ジラソイス(ひまわり広場)。57万1千平米という南米最大の面積を誇り、「世界でも2番目」と自慢する。  パウマスの町は、計画都市の大先輩ブラジリアをモデルにする。ヒマワリ広場は三権広場に相当し、州政庁を中心に両側に ...

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