テメル政権の進める、年金改革を中心とした社会保障制度改革への意見書が3日、下院特別委員会で承認されたが、市場の反応は芳しくなかったと5日付現地紙が報じた。 4日のサンパウロ市株式市場指数は、マイナス1・86%の6万4862ポイントで引け、為替相場は0・7%ドル高の1ドル=3・181レアルで引けた。ドルはほぼ2カ月ぶりの高値と ...
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サンパウロ市ルス駅=音楽や劇、ワークショップも=ボルトガル語と文化の日祝い
5月5日は、ポルトガル語を話す国が集まり、祝う「ポルトガル語と文化の日」だ。これにちなみ、サンパウロ市ルス駅では4~6日、音楽や劇、詩、芸術に関するワークショップなどの特別イベントが開催されている。 4日付アジェンシア・ブラジルによると、ルス駅でのイベントは、15年12月の火災で大きな被害を受け、現在は再建作業中のポルトガル ...
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ブラジル北部マラニョン州などで、先住民と地元農園主の土地を巡る争いが激化している。同州から境界線を定めるよう要請を受けたが、予算不足でできないと反発していた国立先住民保護財団(Funai)のアントニオ・コスタ会長が5日、就任4カ月足らずで解任された。「予算不足は嘘」と、法相の逆鱗に触れた形だが、同元会長は、「私が解任されたのは ...
続きを読む »大耳小耳
『サンタクルス病院の歴史』の製作にあたり、柳下宙子さんが校閲を担当した。柳下さんは元外務省外交史料館課長補佐で38年間、『日本外交文書』編纂事業に携わった。本書の校閲については、「事実と乖離がないか確認するため、約半年間、山のような資料に目を通した」とのこと。例えば『日本病院建設芳名録』(寄付者の名簿)は1933年のから39年 ...
続きを読む »青年会議所=成功の鍵はアミーゴ関係?=ビジネス現場の異文化解説=「ポ語学習より文化理解を」
「アミーゴ(友人)との良好な関係がビジネス成功の鍵」―。伯日国際青年会議所(JCI、中野マルシア会頭)は、駐在員向けに日伯両国の文化や伝達手段の違いを解説する『ブラジリアンマインド』(ブラジル人の心)講演会を先月27日、サンパウロ市文協の小講堂で行った。公演には、商議所会員60人を含む100人近くが参加し、深く傾聴していた。 ...
続きを読む »安永幸柄さん優勝、日本へ=第50回日本民謡全伯大会
ブラジル日本民謡協会(塩野彰会長)が先月30日、宮城県人会館で「第50回日本民謡全伯大会」を開催した。今年もパラナ州クリチバ、マリンガなど遠方地からも多くの会員が参加。約120人が出場し、歌声を競い合った。 優勝は「道南口説節」を歌った安永幸柄さん(30、四世)で、第30代ブラジル代表として10月5日より東京・品川総合区民会 ...
続きを読む »母の日特製シフォンケーキ=SWEET DELI
サンパウロ市パウリスタ大通り沿いのガレリア内にある日系洋菓子店「SWEET DELI」が母の日のために特製のシフォンケーキを販売中だ。 白いアイシングがかけられたふわふわのシフォンケーキに、苺やブルーベリー、香草などが飾られ、明るい色合いで、見るだけでも楽しめる。シフォンケーキは控えめな甘さ、果物の爽やかさで口当たりもさっぱ ...
続きを読む »楽書倶楽部創刊7周年=親睦会に遠方からも56人=充実した一日楽しむ
楽書倶楽部創刊7周年記念の第4回親睦会が4月30日午前10時から、サンパウロ市文協5階で開催され、56人が集まって祝い、楽しい一日を過ごした。ミナス州ベロオリゾンテ在住の荒木昭次郎さん、パラナ州カストロの蓼沼敬次郎さん、サンパウロ州アララクワラの宮川節子さんら遠方からも執筆者が集まった。 幹事役の鎌谷昭さんが開会挨拶。執筆者 ...
続きを読む »ビジネスコラム=PwCブラジル=第20回=労働法改革-法案6787/2016号
【サマリー】 連邦政府は2016年12月23日に、労働法改革の実現を目指した法案6787/2016号を発表しました。 【詳細】 現在広く社会的な議論の対象となっている問題の一つは、連邦政府による労働法改革についてです。 法案6787/2016号は2016年12月に国会宛に提出された後、まだ議論され、承認される必要があります ...
続きを読む »「奴隷の呪い」とゼネスト
4月28日(金)朝、ゼネストを勝ち誇るように「サルネイ政権時にインフレ激増へ抗議した1980年代以来の大型ゼネスト」との仰々しい文字がならぶメールが、左派組合広報から送られてきた。かと思えば、反PT系言論人はテレビやフェイスブックで、「ストの名を借りた暴力沙汰。あれはストではなく、プロテスト(抗議行動)だ」「一部の組合が参加し ...
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