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5月 2017の記事一覧

《ブラジル》工業生産=3月は前月比1・8%減=昨年同月比では1・1%増も

 ブラジル地理統計院(IBGE)が3日、3月の工業生産は前月比で1・8%減ったが、昨年同月比では1・1%増となったと発表した。  前月比で1・8%減という数字は、前月比3・3%減を記録した16年8月に次ぐワースト記録だ。また、3月の実績としては、2002年の統計開始以来、最悪の記録となった。3月の実績で過去最悪だったのは15年の ...

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《ブラジル》バイオ燃料だけではない!=マカウーバへの注目度up

 2000年代始めにバイオ燃料の材料として注目を集めた椰子の仲間のマカウーバ(マカイーバとも呼ばれる)が、期待以上の効用のある植物である事が判明し、注目度がいや増している。  「マカウーバの油は絶品」というのは、ヴィソザ連邦大学教授で生物学者のセルジオ・モトイケ氏だ。同氏によると、マカウーバの油は食用になる上、バイオ燃料の原料と ...

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《ブラジル》年金改革=下院委員会が意見書を審議=賛成23、反対14で本文承認=政府側は60%超えに安堵=刑務所職員は怒りの乱入

険しい表情のアルトゥール・マイア報告官(Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 【既報関連】ブラジル下院特別委員会は3日、8時間に及ぶ討議の末に、報告官のアルトゥール・マイア下議(社会民衆党・PPS)から提出された、年金制度改革を中心とする社会保障制度改革に関する意見書を賛成23票、反対14票で可決したと4日付現地紙が報じた。  23対14という結果は、比率で見れば賛成62・1%で、下院本会議での承認条件 ...

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《ブラジル》最高裁もラヴァ・ジャットの責任者!=人身保護令適用で物議醸す=パロッシの件は大法廷へ

LJ報告官のファキン判事(Rosinei Coutinho / SCO / STF)

 【既報関連】最高裁第2小法廷が立て続けにラヴァ・ジャット作戦(LJ)で有罪判決を受けた被告3人への人身保護令適用を決めた後、LJ報告官のエジソン・ファキン判事が、労働者党(PT)アントニオ・パロッシ被告からの人身保護令適用申請を再度却下した上、同件を最高裁大法廷にかける事を決めたと4日付伯字紙が報じた。  最高裁第2小法廷によ ...

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《ブラジル》汚職捜査LJ作戦第40弾決行=石油公社のペトロブラス社元幹部らに1億レアルの収賄容疑

 ブラジル連邦警察は4日の朝、リオ、サンパウロ、ミナス・ジェライスの3州で政界汚職捜査ラヴァジャット(LJ)作戦第40弾「窒息作戦」を決行したと同日付現地紙サイトが報じた。  同作戦は、石油公社ペトロブラス(PB)社の元幹部3人が、50億レアル規模の契約を交わした請負業者たちから、計1億レアル以上の賄賂を受け取った容疑で行われた ...

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《ブラジル》フォルクスワーゲンがサンカルロス工場に投資=メキシコにエンジン輸出へ

 ブラジル・フォルクスワーゲン(FW)サンカルロス工場が、同社の世界戦略の一環として、メキシコで製造中の車のエンジンを製造・輸出する事になり、5千万レアルの投資を行うと4日付エスタード紙が報じた。  同工場で製造する事になったのは、メキシコで製造中のJetta、Golf、Golfヴァリアントに使う、EA211、1・4リットル型エ ...

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《ブラジル》初の政府独自の衛星打ち上げへ=通信、国防の強化に使用

 ブラジル政府が、ブラジル北部アマパー州に隣接する仏領ギアナのクールーにあるフランス国立宇宙センターから、4日午後5時半に静止衛星を打ち上げると同日付現地紙、サイトが報じた。同衛星は民事、及び軍事にも利用される。  国内ブロードバンド拡張計画(PNBL)を担ってきたテレブラス社所有の衛星は、連邦政府の戦略的通信や、僻地を中心とし ...

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東西南北

 サンパウロ市の地下鉄が本日ストに入る可能性がある。週明けより地下鉄職員組合は5日のストを匂わせ、「スト実施の如何は4日夜の総会で決定する」と発表していた。職員組合は5月から適用されている昼食時間の変更が労働時間の増加につながっているとし、その撤回を求めている。スト決行となった場合、民営路線の4号線を除く1、2、3、5、15号線 ...

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熊本文化交流協会=地震一周忌法要に参加=15人が自費で母県慰問=「今後も復興に協力したい」

熊本地震一周忌追悼式典の様子(提供/赤木さん)

 【既報関連】熊本地震の被災者激励のため3月9日に日本へ旅立った「震災激励訪日団」が26日に帰国した。自費で訪日した一行15人は約2週間滞在し、熊本地震一周忌追悼式典への参列や被災地慰問、県民との激励交流などを行った。今月3日、サンパウロ市のブラジル熊本県文化交流協会(田路丸哲治会長)の会館に集まった田路丸会長(二世、71)、日 ...

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JH=新たな文化交流モデルに!=館長「100周年を魂となって祝う」

記者会見に出席した関係者

 「ジャパン・ハウスを21世紀型の新しい文化交流モデルに」―。先月30日についに開館した日本政府の文化広報施設「ジャパン・ハウス」(以下JH)の運営陣は2日、記者会見を開き、その考え方や事業運営について説明した。  会見には、平田アンジェラ同館長、中前隆博在聖総領事、外務省戦略的対外発信拠点室の中原直人室長、原研哉総合プロデュー ...

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