ホーム | 2017 | 5月 (ページ 7)

5月 2017の記事一覧

巨額投資は先見の明?

 先日、某日系損害保険会社の駐在員に話を聞く機会があった。当地の不景気を嘆き、「もともと日本に比べて車の盗難が多いが、不景気だとさらに増えて、保険金の支払いが膨らむ。それに車が売れないから、新規の保険契約も減っている」とため息混じりに話した。  これ以上不景気が続くと、意図的に事故を起こす保険金詐欺も増える。収入は減るのに、支出 ...

続きを読む »

《ブラジル》皇室の理解から移民110周年の準備を始めよう

『日本文化』第5巻

 皇室の歴史や成り立ち、現在の状況などについて、ポ語で説明した本があっただろうか。二、三、四世ら次世代に伝えるべき日本文化を両語で出版するシリーズ本『日本文化』第5巻は、その皇室をテーマにしている。来年7月に移民110周年が県連日本祭り会場で予定されており、皇族がご出席される可能性がある。そのときに「きちんとした理解の元、世代を ...

続きを読む »

米州のジカ熱はブラジル発=ウイルスの遺伝子で系統図

 2015~16年に流行し、ブラジルだけで20万人以上の患者が確認されたジカ熱は、小頭症児の誕生などの問題も引き起こした上、少なくとも10カ国に広がった。  ブラジルのジカ熱ウイルスがどこから持ち込まれてきたかは定かではないが、研究者のグループが、米州大陸で確認されたウイルスはブラジルから広がったものである事を突き止めたという。

続きを読む »

《ブラジル》JBSショックから6日、議会再開も怒号飛び交う上院委員会=意見書の読み上げも出来ず=連立内は〃次〃へ向けた動き=ネルソン・ジョビン氏の名も

JBS疑惑発覚後に再開した上院委員会は大荒れとなった(Alessandro Dantas)

 【既報関連】〃JBSショック〃発覚から6日間機能が停止していた議会は、23日の上院経済関連委員会で再開されたが、大荒れ後、延期されたと24、24日付現地紙・サイトが報じた。  経済委員会では、労働法改革案の報告官による意見書の読み上げが予定されていたが、野党側が提出した読み上げ延期を求める異議申し立てが否決された直後から、委員 ...

続きを読む »

《ブラジル》検察庁長官が司法取引を擁護=「JBSは特別扱い」の批判受け=「進行中の重要犯罪」理由に

 ロドリゴ・ジャノー連邦検察庁長官が23日、食肉大手のJBSとの間で結んだ司法取引は「現在進行中の重要犯罪」に言及したもので、捜査協力への見返りは妥当との見解を表明したと24日付現地紙が報じた。  JBS社主のジョエズレイ・バチスタ&ウエスレイ・バチスタ兄弟や同社役員ら、計7人の報奨付供述の一部は17日の夜、グローボ局のサイトや ...

続きを読む »

パウロ・マルフ元サンパウロ市長=禁固7年超の有罪判決=1500万ドルの資金洗浄で

パウロ・マルフ被告(Leonardo Prado/Câmara dos Deputados)

 ブラジル連邦最高裁第1小法廷は23日、進歩党(PP)下議で元サンパウロ市長のパウロ・マルフ被告に対し、資金洗浄の罪で、下議職失効と7年9カ月10日の禁固刑の判決を下したと、24日付現地紙が報じた。  同被告は1998年から2006年にかけて、租税回避地である、英国海峡のジャージー島の金融機関の口座に1500万ドルを送金していた ...

続きを読む »

《ブラジル》インフルエンザの予防接種率まだ58%=目標の90%には程遠い

 インフルエンザの予防接種キャンペーンは26日までだが、22日現在の接種率はまだ58%と23日付G1サイトなどが報じた。  保健省はキャンペーン開始前、対象者5420万人中、最低でも90%にという目標を立てていたが、達成は難しそうだ。

続きを読む »

サンドロ・ロセル前FCバルセロナ会長逮捕=リカルド・テイシェイラ元CBF会長も関与の疑い

 FCバルセロナ前会長のサンドロ・ロセル氏が、資金洗浄の疑いで、現地時間の23日に逮捕されたと、24日付ブラジル各紙が報じた。  この事件には、リカルド・テイシェイラ元ブラジルサッカー協会(CBF)会長も関与しているとされている。サッカーのブラジル代表の肖像権や試合放映権料、4900万レアルが2人によって分けられたという。

続きを読む »

東西南北

 17日に暴露されたJBS社社主ジョエズレイ・バチスタ氏の報奨付供述で、上議資格停止とPSDB党首辞任に追い込まれたアエシオ・ネーヴェス氏が、23日に釈明のビデオメッセージを公開した。同氏は「私は公職の立場において、一度たりとも不当な金銭的利益を得たことはない。供述を行った人物は私を罠にはめた」と論じた。公開された録音の中でジョ ...

続きを読む »

「日本食に最低限の基礎を」=伯日ガストロノミー協会設立=ブラジル人料理人向け、15日発足

相川副会長、中岡会長

 ブラジル日本ガストロノミー(美食)協会(以下ABGJ、中岡フラビオ会長)が今月15日にサンパウロ市の愛知県人会で、協会発足の主旨説明会を行った。日本料理協会(ABCJ)を前身とし、「日本食料理店を先導する」と意気込む中岡会長(44、三世)と相川ジェルソン健二副会長(33、三世)に同会の目的や活動について取材した。  日本食レス ...

続きを読む »