2017年6月3日の記事一覧

サッカー欧州CL=ダニ・アウヴェスに大記録達成の可能性=歴代史上最多タイの優勝記録選手になれるか?

ダニ・アウヴェス(Rafael Ribeiro/CBF)

 3日、サッカーの欧州チャンピオンズ・リーグの決勝戦が行われ、レアル・マドリッド(スペイン)とユベントス(イタリア)が優勝を賭けて戦う。ブラジル人にとってもこれは見逃せない試合だ。  チャンピオンズ・リーグには毎年多くのブラジル人選手が出場することもあり、ブラジル国内での関心も非常に高い。この決勝戦でもレギュラー選手として、レア ...

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サンパウロ市=朝のラッシュ時に乗換駅で喧嘩=パニックが起き、14人が怪我

市民の貴重な公共交通機関が、2人の不届き者のせいで大混乱に陥った(参考画像 - Vagner Campos/A2 Fotografia)

 サンパウロ西部、地下鉄4号線と都電(CPTM)9号線が接続するピニェイロス駅で2日朝、利用客同士の喧嘩で大騒動が起き、合わせて14人が負傷した。  同駅は朝の通勤時や夕方の帰宅ラッシュ時には多くの人が利用し、乗り換え通路はいつも混雑する。

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《ブラジル》JBD社主ジョエズレイ=スイスの隠し口座差し止めに=PTへの賄賂用のものか?=デラソンでは巨額残高も披露=情報送付を待つ連邦検察庁

1日のPT党大会でのルーラ氏とジウマ氏(Ricardo Stuckert)

 スイス当局が、JBSショックの仕掛人であるジョエズレイ・バチスタ氏が同国の銀行に持っていた口座が、同氏が報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)を行う前に、銀行側の判断で閉鎖されていたことを明らかにした。この口座は労働者党(PT)のルーラ、ジウマの両元大統領への賄賂の支払いに使われていたとされ、連邦検察庁はスイス当局からの情報を待 ...

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《ブラジル》9期ぶりのGDP成長も、先行き不透明感否定できず=2010年の段階に戻っただけ=政治危機による影響への懸念大きく

メイレレス財相(Fernando Frazão/Agência Brasil)

 【既報関連】地理統計院(IBGE)が1日に「ブラジルGDP1%成長」と発表した事を受け、テメル大統領やメイレレス財相は「これで景気後退(リセッション)は終わった。社会保障制度、労働法などの改革を継続しよう」と、〃5・17JBSショック〃で失われた求心力回復に躍起になった。だが、市場関係者や経済学者たちは、景気回復基調に太鼓判を ...

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リオデジャネイロ=ガレオン空港で小銃60丁を押収=荷物に隠しマイアミから密輸

ガレオン空港で押収された自動小銃(Carlos Magno)

 リオデジャネイロ州市警が1日、ガレオン空港で、マイアミから空輸された3種の自動小銃60丁を押収したと2日付現地紙が報じた。プール用加熱機の部品を細工して隠されていた小銃は、新品だが番号は削り取られているという。  警察は小銃の密輸に関わったと見られる行政書士ら男性4人を逮捕したが、今回摘発されたグループが特定の犯罪者集団に関わ ...

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《ブラジル》検察庁がロウレス逮捕に動く=法的特権喪失受け令状請求

 【既報関連】ブラジル連邦検察庁は1日、最高裁のエジソン・ファキン判事に、テメル大統領が副大統領だった時の特別補佐官で右腕的存在だったロドリゴ・ロシャ・ロウレス元下議の逮捕状を請求した。2日付現地紙が報じている。  ロウレス氏は、JBS社から50万レアルの賄賂を受け取った疑いなどで、5月17日のパトモス作戦で逮捕請求が出ていたが ...

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ブラジル軍=ハイチへ最後の部隊飛び立つ=次はアフリカ行きの要請も

ハイチに向かったブラジル軍兵士たち(Tereza Sobreira)

 ブラジルから、ハイチの治安維持、安定化の目的で派遣される最後の部隊、第26分遣隊が1日にサンパウロ州カンピーナス市のヴィラ・コッポス空港から飛び立ったと、2日付現地紙が報じた。  第26分遣隊250人は国連ハイチ安定化ミッションの一員として派遣され、ハイチ政府に円滑な統治権の委譲を行う。

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東西南北

 1日夜、前日からサンパウロ市中央部の同市文化局を占拠していた、若者たちによる文化団体が撤退を決めた。この団体は市内東部の建物に不法占拠して音楽活動などを行っており、ハダジ市長のときは市からの援助金を受けて活動していた。だが、その支給契約が切れたため、アンドレ・ストゥルム文化局長交渉していた。だが、5月29日の話し合いの際に同局 ...

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愛鱗会ブラジル支部=ブラジル人新人が総合優勝!=〝泳ぐ宝石〟錦鯉の品評会=「日本のレベルに追いつきたい」

総合優勝に輝いた白写り

 真鯉の中から突然変異により出現したものを、地道な品種改良の積重ねて宝石のような魚にした日本の国魚「錦鯉」。全日本愛鱗会ブラジル支部(アンドレ・カルンボ会長)は、『第36回ブラジル錦鯉品評展示会』を先月26から28日、アチバイア市内エドムンド・ザノニ公園で開催した。全伯から参加した18人の生産者が、手塩にかけた錦鯉を出展し、来場 ...

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■記者の目■「先達て会館」、宮城なのに「宮崎」=大丈夫か、110周年委員会

菊池実行委員長のあいさつ文かと思われる文章の部分

 「援協の会長を長く務める菊地さんが、こんな雑なことをするなんて信じられない」――。元県連会長で、現在は宮城県人会会長の中沢宏一氏は苦言を呈する。  中沢氏が問題視するのは、ブラジル日本移民110周年実行委員会(菊地義治実行委員長)が作成した宮城県知事宛の文書だ。菊地氏は現在、110周年記念祭典の広報のため訪日し、関係各所を訪問 ...

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