2017年6月7日の記事一覧

マウリシオ・デ・ソウザが自伝出版=国民的漫画「モニカ」の作者

自身のキャラクター、モニカ(左)とセボリーニャ(右)を従えたマウリシオ・デ・ソウザ(Tânia Rêgo/Agência Brasil)

 ブラジル国内では知らない人はいない国民的漫画「トゥルマ・ダ・モニカ」の作者、マウリシオ・デ・ソウザ(81)が自伝を出版し、話題となっている。  「トゥルマ・ダ・モニカ」と言えば、ブラジル国内では40~50年にわたり、子供の間では定番の漫画で、2016年の統計でも、彼は最も売れたブラジル人作家の第2位にランクイン。同作はスペイン ...

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《ブラジル》15年は約6万人が殺される=3週間で今年の世界中のテロ犠牲者超える

 【既報関連】応用経済調査院(Ipea)が全国保安フォーラムと共同でまとめた17年度の「暴力白書」によると、ブラジルでは15年に5万9080人が殺され、17年1~5月に世界中で起きたテロ事件の犠牲者数を3週間で上回る事がわかった。  1~5月に世界中で起きたテロ事件は498件で、犠牲者は3314人だった。一方、ブラジルの15年の ...

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《ブラジル》今年の恋人の日商戦は?=久々に前年比で売上増の予想

 ブラジルでは6月12日は「恋人の日」で、プレゼントを贈りあったり、デートをしたりと、ロマンチックな雰囲気を想像するが、小売やサービス業界にとっては、〃ちゃっかり〃かきいれどきの意味合いも持っている。  今年の「恋人の日」商戦は昨年より売上が伸びると各機関が予想していると、6日付現地ニュースサイトが報じた。

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《ブラジル》選挙高等裁判所=14年の大統領選裁判を再開=連警がテメルに82の質問=ジウマは参謀証言撤回求める=判事の判断次第で延期も

5日のテメル氏(Beto Barata/PR)

 6日夜より、選挙高等裁判所(TSE)で、2014年大統領選におけるジウマ/テメルのシャッパの当選無効を問う審理がはじまった。その前日の5日、連邦警察がテメル大統領に82項目(エスタード紙より、フォーリャ紙では84項目)の質問状を送り、JBS社との関係などについて問い正している。6日付現地紙が報じている。  選挙高裁では6~8日 ...

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《ブラジル》若者の死因のほぼ半分は殺人=死者数は世界中のテロを上回る=異常に多い黒人の被害

2月にリオで行われた、警察に息子を殺された母親の抗議行動(参考画像 - Fernando Frazão/Agência Brasil)

 ブラジル応用経済調査院(Ipea)が5日、ブラジル保安フォーラム(FBSP)と共同で作成したレポート「2017年度暴力白書」を発表したと6日付現地紙が報じた。  これによると、ブラジルでは、15歳から29歳までの若者の死因の47・8%は殺人で、この年代の人口10万人当たりの殺人事件発生率(件数)は、2005年から2015年にか ...

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《ブラジル》ラヴァ・ジャット作戦=アウヴェス元下院議長ら逮捕=ナタル市のW杯会場巡る不正等で

 連警が6日朝、マヌス作戦を敢行し、リオ・グランデ・ド・ノルテ州ナタル市のサッカー競技場「アレーナ・ダス・ドゥナス」建設に絡む不正疑惑で、エンリケ・エドゥアルド・アウヴェス元観光相(民主運動党・PMDB)ら5人を逮捕したと同日付現地紙サイトが報じた。  アウヴェス氏はジウマ政権の15年4月16日~16年3月28日と、テメル暫定政 ...

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《ブラジル》予防接種の接種率が低下=ポリオやはしか等の心配も

 子供などに義務付けられたものを含む予防接種の接種率が、親の怠惰などによって落ちてきていると、6日付現地紙が報じている。  保険省の最新データによると、16年の場合、対象者の95%の接種が望まれているポリオでも接種率は84%で、過去10年で最低だった。

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《ブラジル》勤続期間保障基金凍結口座の引き出しを前倒し=9~11月生まれの人が対象

 【既報関連】6日午前に、連邦貯蓄銀行(CAIXA)のジウベルト・オッキ頭取は、今月16日からの予定だった、9~11月生まれの人のFGTS凍結口座からの引き出し開始を10日からに早めると発表した。現金で直接受け取らず、銀行口座への入金を望む人に対してもFGTSからの入金は早められる。  CAIXAは引き出し開始を6日間早めた理由 ...

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東西南北

 6日付フォーリャ紙によると、同紙が読者対象に「テメル大統領が辞任した場合、後任選出は直接、間接のどちらの選挙が良いか」と尋ねたところ、「間接」が51%で「直接」の46%を上回ったという。4月にダッタフォーリャが全国民を対象に調査したときは、85%が直接選挙の前倒しに賛成していたので、対象が新聞読者に限定されていたとはいえ、受け ...

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なぎさ会が45周年祝う=旧南銀関係者ら180人集まり=合併時の閉会危機乗り越え

伝田会長(中央、白いスーツ)と長寿表彰者の皆さん

 旧南米銀行関係者の懇親団体である「なぎさ会」(伝田英二会長)は3日、サンパウロ市のなぎさ会会館で「45周年記念懇親会」を開催した。野村アウレリオサンパウロ市議や宮坂国人財団の西尾ロベルト義弘理事長も参加し、シュラスコや歌謡ショーなどを約180人の参加者が楽しんだ。  伝田会長は冒頭挨拶で「会員・協力者のおかげで45年も続けるこ ...

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