来月7から9日にかけてサンパウロ・エキスポセンターで開催される『第20回日本祭り』を控え、ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)は14日、ジャパン・ハウス内多目的ルームで記者会見を行った。ブラジル報道陣向けで同祭会見が開催されたのは今回が初。テレビ局など報道関係者40人近くが集るなか「サンパウロ市の一大行事」の概要が明 ...
続きを読む »2017年6月17日の記事一覧
JH=企画展が次々と明らかに=「想像以上の効果」と自己評価
【既報関連】一般公開から約1カ月を迎えた日本の文化広報施設「ジャパン・ハウス」(平田アンジェラ館長)は、『第6回運営委員会』を12日午前同館内で開催した。開幕からの総括と、今後の事業計画について報告が行われた。 先月6日から1カ月間で7万5千人以上が来場。同館の分析によれば8割以上がブラジル人で、既に訪館回数3回目を越えると ...
続きを読む »JICA防災プロジェクト=「国連笹川防災賞」受賞
JICAブラジル事務所(斉藤顕生所長)は、同事務所が実施している「統合自然災害リスク管理国家戦略強化プロジェクト」が5月25日、メキシコのカンクン市で開催された国連主催の「グローバルプラットフォーム会議」で国連笹川防災賞を受賞したと発表した。 1986年に国連と日本財団により同賞は創設され、自然災害のリスクを軽減するための活 ...
続きを読む »サントアンドレ=21日に移民祭、記念式典=宮里、真喜屋2氏を顕彰
サンパウロ州サントアンドレ市議会が『日本移民とその子孫の日』の記念式典を、21日午後7時から同市議会(Praca IV Centenario, 2, Centro)で開催する。 サントアンドレ日系連合会の推薦により、沖縄県人会同市支部で役員を務める宮里乗安さん(78、沖縄)と、同支部で三味線を教える真喜屋ジョルジ・ヒロシさん ...
続きを読む »SBC文協24日から日本祭=記念式典は17日、市議会で
サンベルナルド・ド・カンポ日伯文化協会連合会(中原アルツール会長)はブラジル日本移民109周年を記念して『第36回サンベルナルド日本祭』を24、25日の両日午前10時~午後9時まで開催する。場所はCENFORPE(サンベルナルド教育職員養育センター、Rua Don Jaime de Barros Camara, 201)。 ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第三部=リベイラ流域を旅する=外山 脩=(15)
ジュキア線 本稿②で記した様に、リベイラ流域の邦人の開発前線は、移植民会社が造った植民地と自然に生まれた集団地によって、構成されていた。前者については、前項までに概説した。 後者はジュキア線(の駅の周辺)にできた。筆者は、現地を取材したかったが、残念ながらできなかった。ために資料類を参考に、ごく簡単にまとめて ...
続きを読む »わが移民人生=おしどり米寿を迎えて=山城 勇=(6)
当時の間切長宮里蒲助の名をもって蒲助浜と付したと歴史は伝えている。そこで蒲助浜(実質的には米須海岸)の砂丘に糸満から漁業者(ウミンチュー)数家族が呼ばれ移住し、浜小(ハマグワー)と云う集落が形成され誕生した。 この集落は、去った沖縄戦(1944~1945年)まで続いていたが大戦によって灰儘と化し、今ではその痕跡さえ見えなくな ...
続きを読む »《ブラジル》「大統領の首」より大事な問題とは何か
ジウマ/テメル・シャッパの無効化を問う裁判で現状維持の判断が出て、当面はジャノー連邦検察庁長官による大統領告発が政局の焦点になっている。これも大事だが、労働者党(PT)前政権や現テメル政権の政策自体をもっと議論すべきだと常々思う。政策の良し悪しをきちんと総括しないと、同じ失敗を繰り返す▼人にたとえれば、「病気を治す」のが汚職撲 ...
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