西南西文化体育連盟(UCES、山村敏明会長)による『第61回聖南西相撲選手権大会』が18日、カッポン・ボニート文化体育協会常設土俵で行われた。幼年から青年の力士約150人人が集まり、サンパウロ州大会の出場権をあらそった。約300人が観戦し、大きな声援を送った。 試合が行われた土俵は、一昨年7月にはシロアリなどの被害で木造の屋 ...
続きを読む »2017年6月24日の記事一覧
国際交流基金サンパウロ=深沢所長、杉田補佐が退任=洲崎新所長、高間木補佐着任
国際交流基金サンパウロ日本文化センターの所長が深沢陽さん(64、新潟県)から洲崎勝さん(62、東京都)に、所長補佐が杉田尚央さん(36、広島県)から高間木翔さん(33、神奈川県)に替わるにあたり、4人がそろって21日に来社した。 深沢さんは2014年6月末に所長に就任し、翌年の日伯外交120周年に向けて早々に準備に追われた。 ...
続きを読む »「激動の時代で楽しかった」=時事通信の辻さん離任
時事通信社サンパウロ支局で、4年間の支局長の任期を終えた辻修平さん(43、東京)と、16日に新たに着任した市川亮太さん(44、北海道)が21日、離着任の挨拶に本紙を訪れた。 W杯や五輪、その舞台裏での大統領弾劾など、ブラジル近代史に残る4年間を取材してきた辻さんは、「まさに激動の時代だった。本当に楽しかった」と振り返った。 ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第三部=リベイラ流域を旅する=外山 脩=(19)
98㌫の票を獲得した日系市長候補 以下、話の趣きは変わるが。── 2012年10月の統一地方選挙の折、あるムニシピオで、日系の市長候補が98㌫の票を獲得して当選した‥‥と報じられた。筆者は(そういうことが、現実に起こり得るだろうか?)と疑問を抱いたが、見出しだけ読んで本文には目を通さなかった。 ところが、後日、それがカジ ...
続きを読む »わが移民人生=おしどり米寿を迎えて=山城 勇=(11)
汽車は予定通り3月10日内原訓練所に到着し、安堵感を抱きながら第30當山中隊の日輪兵舎に旅装を解いた。 満州開拓史を参考に當山中隊拓友会 記録集より抜粋 注1 満蒙開拓青少年義勇軍とは 昭和7年3月、現在の中国東北地区に新しい国家として「満州国」が誕生しました。 この満州の地に日本民族の“植民地”という国家の政策的使命 ...
続きを読む »サッカー王国復活への道=新世代で18年W杯優勝へ=現セレソンが無敵な真の理由
あの悪夢の「ドイツ戦1―7敗戦」も今は昔――。セレソンは雪辱を期す2018年W杯ロシア大会のための南米予選を、世界の他の国に大幅に先駆けて制覇して、3月の時点で本大会出場を確定した。昨年9月就任のチッチ新監督は就任以来、南米予選を全勝で飾ったことで「チッチ効果」とも呼ばれているが、果たして強さの秘密は彼だけであろうか。 担う ...
続きを読む »日本就労査証は解禁されるのか?=自民党提言書への本人らの声=デカセギ熱望と同時に不安点も
昨年4~8月、CIATE(国外就労者情報援護センター)が在伯日系人三世、四世を対象に日本に対する意識調査を行った。10月に発表された結果では、自由記入欄に四世へのデカセギ就労ができる特別定住ビザの解禁を求める声や、回答者の周囲に訪日就労を望む四世が多数いることが分かった。日本側も四世ビザに関する検討を進める動きがあり、在日ブラ ...
続きを読む »「日本移民の日」を祝して=在ブラジル特命全権大使 佐藤 悟
「日本人移住の日」を迎えるに当たり、皆様に心よりお祝いを申し上げます。 最初の日本人移住者を乗せた笠戸丸がサントス港に到着した原点の日、6月18日を迎える度に、日本人移住の苦闘の歴史に想いを馳せざるを得ません。初期の移住者の方々が筆舌に尽くせない艱難辛苦を乗り越えてブラジル社会に確かな足場を築くとともに、後に続く世代の方々が ...
続きを読む »「日本移民の日」に寄せて=在サンパウロ日本国総領事 中前隆博
「日本移民の日」を迎えるに際し、日本人のブラジル移住が109周年を迎えたことを、皆様方と共に喜び、心より祝意を表します。 そして、祖国日本を離れブラジルに移住し、幾多の苦難を乗り越えた末に今日190万人とも言われる日系社会の繁栄へと繋がる道を切り開いてこられた先人の方々に対し、心からの敬意と追悼の意を捧げます。 サンパウロ ...
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