コロニア発で全伯に浸透し、今では広くブラジル人に親しまれるようになった『YAKISOBA(ヤキソバ)』―。ただし、日本で一般的なのはソースヤキソバなのに対し、どうしてブラジルでは山のように具がのった餡かけヤキソバが広まったのか―。この謎は「コロニア七不思議」の一つと言われるほど経緯が不明だった。ところがその陰には、スザノ市の広 ...
続きを読む »6月 2017の記事一覧
《サンパウロ》薬物患者と向き合い13年=女性牧師ネリさんの歩み
「お前さん、隣にいるのは、世界で一番愛されている人だよ。分かってっかい?」―。70代と思われる薬物依存者がレポーターに話しかけてきた。 「世界で一番愛されている人」とは、女性牧師のニルデス・ネリさん、50歳だ。サンパウロ市中央部の薬物常用者が集まる地域、クラコランジアに通い、人々の悩みに向き合って13年になる。
続きを読む »《ブラジル》サンタカタリーナ州=元彼から強姦と暴行の1カ月=軟禁された女子青年が脱走、告発
サンタカタリーナ州州都のフロリアノポリス市で20日、19歳の女子青年を1カ間も軟禁し、性的、肉体的に虐待していたとして、21歳の青年と71歳の父親が逮捕された。 警察によると、女子青年はカショエイラ・ド・ボン・ジェズスに住んでいたが、5月のはじめに以前付き合っていた青年の家に連れて行かれ、6月8日に逃げ出すまでの1カ月余り、 ...
続きを読む »《ブラジル》労働法改正審議=上院の委員会で否決される=造反者が出て10対9の敗北=与党内の結束また揺らぐ=「本会議採決では勝つ」と大統領
【既報関連】テメル政権が早期成立を目指す労働法改正法案が20日の上院社会問題審議委員会(CAS)で採決され、賛成9票、反対10票で否決されたと21日付現地紙各紙が報じた。 与党側から3人の造反者が出て反対票を投じた事が逆転現象の一因となったが、政府は予定通り、同法案を憲法法務委(CCJ)から上院本会議へと進め、承認を目指す構 ...
続きを読む »《ブラジル》テメル大統領が2回の選挙で贈賄要求?=元PMDBロビイストが証言=企業への融資優遇の見返りで
民主運動党(PMDB)のロビイストで現在は逮捕中のルシオ・フナロ被告が連邦警察に対して、テメル大統領が2回の選挙で贈収賄を依頼した、と述べていたことがわかった。21日付現地紙が報じている。 フナロ被告の供述は、今月14日に連邦直轄区の連警で行ったものだ。
続きを読む »《ブラジル》正規雇用=5月も3万4千余り増加=緩やかだが景気回復の徴
ブラジル労務省が20日、5月の正規雇用者数は前月比で3万4253人増え、14年11月以降初の2カ月連続の雇用増となったと発表したと20、21日付伯字紙・サイトが報じた。 全就労・失業者台帳(Caged)によると、月間雇用の増加は今年3度目で、今年の累積でも4万8543人の雇用増となった。この数字は、1~5月に54万3千人の雇 ...
続きを読む »《サンパウロ市》運転時に携帯使用の罰則が毎日1千件超=使えるのは原則、駐車時のみ
道交法の改正により、自動車運転中の携帯電話使用の罰則が、昨年11月より重くなった。サンパウロ市発表のデータによると、運転中に携帯電話を持ったり通話したりという違反が1日あたり1千件を超えている事が明らかになったと21日付現地紙が報じた。 運転中に携帯電話を持って通話したり、通話はしていなくとも携帯電話を操作したりメッセージを ...
続きを読む »アルゼンチン前大統領=クリスチーナが上議選出馬=マクリ政権に宣戦布告
アルゼンチンのクリスチーナ前大統領は20日、サッカー・スタジアムで8月の上院選への出馬を表明し、マクリ政権への徹底的な批判を行った。21日付フォーリャ紙が報じている。 元来、派手な演出を好むクリスチーナ氏は、大ブエノス・アイレス圏アヴェジァネーダにあるペロン・スタジアムで出馬宣言を行い、青いロングドレスに水色のケープ、アルゼ ...
続きを読む »東西南北
テメル大統領は19日からロシア訪問に出かけており、最終日の21日はプーチン大統領との会合も行った。本来なら、こういうことこそがトップ記事になるべきで、ましてやそれが、同じ新興国で貿易や政治的交友関係も気になるロシアならなおさらのことだ。だが、現在はマスコミも国民も、そういうニュースより、テメル大統領にまつわる疑惑を追うことに血 ...
続きを読む »サンパウロ州地方団体の集い=110周年機に地方再活性化を=「地方会場にバスで集まれ」=団結図り、組織化を承認
「第4回サンパウロ州地方団体の集い」が15日午前10時からサンパウロ州リベイロン・プレット文協(堺貞夫会長)で開催され、約20団体や連合会から45人が出席し、来年に向けて地方団体の結束を固めていくことを誓った。プロミッソンやマリリアで予定されている110周年式典を一緒に盛り上げていくことを機会に、地方の団結と再活性化を図るため ...
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