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6月 2017の記事一覧

中前総領事、来月9日帰国=忘れようのない日系社会=「ルーツの種火をどう燃やすか」

帰国挨拶する中前総領事

 来月9日に2年の任期をおえて帰国する中前隆博在聖総領事(56、広島県)は16日夜、挨拶のため来社した。任期を振り返り、日系社会への感謝と今後の更なる日系社会の発展を願った。  13年9月から在ブラジリア日本国大使館公使として勤務し、15年6月から総領事に。15年に日伯外交樹立120周年行事で秋篠宮同妃両殿下をお迎えしたほか、今 ...

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伝統のコロニア芸能祭=2日間で123種目を発表

佐々木委員、楠本実行委員長、秦委員

 ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)の『第52回コロニア芸能祭』が24、25日午前9時から、サンパウロ市の文協大講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で開催される。  ジャパニーズ・ダンスカンパニー優美や、昨年フィナーレを飾った龍踊り、先月文協で開催された着物ショーで琴を披露したブラジル人琴奏者ヒルトン・カッシア ...

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■今週末の催し

 24日(土曜日)  パウリスタ作家アカデミー訪問、午前10時、同アカデミー(Rua Largo do Arouche, 324, Republica)      ◎  サンベルナルド日本祭、午前10時、CENFORPE(Rua Don Jaime de Barros Camara, 201)      ◎  ピニェイロス合唱団 ...

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大耳小耳

 山口県人会館には、母県で生産されている日本酒のほか、萩焼の茶器や大内人形など様々な物産が飾られている。昨年12月、ロシアのプーチン大統領が来日し安倍首相と山口県で首脳会談を行った際、夕食会で振舞われた同県萩市の日本酒「東洋美人」も同県人会館内に展示されている。山口県人会によると、大統領はその酒を大絶賛し、何本か買って帰国したと ...

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『百年の水流』開発前線編 第三部=リベイラ流域を旅する=外山 脩=(18)

古賀夫妻

 運というもの  リベイラ流域のバナナは、昔から、河川の沿岸で栽培されてきた。上流から運ばれる肥料分で、土が豊饒なためである。  しかも収穫後は岸まで運べば、後は船で輸送できた。しかしながら、しばしば何処かが大雨で氾濫した。  すると、被害を受ける生産者が出、市場への出荷量は減り、市況は上昇した。被害を免れた生産者は儲けた。誰も ...

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わが移民人生=おしどり米寿を迎えて=山城 勇=(9)

 自分にとっては小学高学年にもなると、学校の宿題も多く勉強時間が増えるので親父の三線研修時間とよく重なった。それも連日となると折角の音楽もいやな雑音になり、勉強のじゃまにしかならなかった。  幼少の頃からこのような環境で育ってきたせいか、音楽(特に三線)は嫌厭感にさらされ、なかなか親しみを覚えることがなかった。  郷土の文化とし ...

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ブラジルの報道で感じる気候変動

 ブラジルの冬が21日午前1時24分に始まった。サンタカタリーナ州山間部で零下といった報道は例年並みだが、21日のリオデジャネイロ市は20日の雨と強い風による高波などにより、15地区で洪水が起き、交通も混乱したまま明けた▼リオ市では20日、8時間で6月の平均降水量を66%上回る雨が降り、21日朝のTVでも、学校に子供を迎えに行っ ...

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大物CM出演タレントも離れる=ブラジル揺るがす食肉大手JBS

 社主のジョエズレイ・バチスタ氏が数々の汚職暴露発言を行い、テメル大統領の座まで脅かされそうになっていることで俄然、注目度が高まった食品大手のJBS。  だが、本人が次々と爆弾発言を用意しようとすればするほど、同社の評判が急速にガタ落ちしているのが現実だ。

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金庫から大量のダイヤ盗む=元従業員が仲間と主の家襲う

 マット・グロッソ州集とのクイアバ市から334キロのギラチンガ市で17日、3人組の強盗が74歳の男性の自宅を襲い、278個のダイアモンドを盗むという事件が起きた。  警察は被害者の元従業員で18歳の青年を現行犯逮捕。青年は、計画立案と犯行参加を認めたという。

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《サンパウロ州内陸部》農園での銃誤射で7歳児死亡=10歳児が珍しがって触っていて

 サンパウロ州内陸部のミラ・エストレラで18日、伯父の農園に遊びに来ていた子供達が洋服ダンスの後に隠してあったライフル銃を見つけ、遊んでいるうちに誤射が起き、7歳の男児が死亡するという事件が起きた。  銃の持ち主はこの農園の所有者で、亡くなった7歳の男児と、誤射した10歳の男児の伯父(67)だ。

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