昨年の創立70周年記念事業の一環としてサンパウロ新聞社は先日、『ブラジルの大地に生きる―日本人・日系人の足跡―』を刊行した。 同書は2015年の日伯修好120周年に併せて、松田正生記者を中心に全伯各地に在住する120人の日本人及び日系人を対象に取材したもの。移民人生の軌跡や、本人をとりまくその土地の日系社会の歴史を取りまとめ ...
続きを読む »2017年7月27日の記事一覧
熟年芸能祭=さらに上達した芸愉しんで=掘り出し物が多いバザー
ブラジル熟年クラブ連合会(上野美佐雄会長)は『第41回熟年クラブ芸能祭』を30日午前8時から、静岡県人会館(Rua Vergueiro, 193, Liberdade)で開催する。入場無料。 毎年、多くの人で賑わいを見せる同祭。全伯にある連合会傘下の45支部から駆けつけ、民謡、体操、舞踊など盛りだくさんの68プログラムが披露 ...
続きを読む »■今週末の催し
29日(土曜日) アリアンサ・ピニェイロス校開校式、午前10時、同校(Rua Deputado Lacerda Franco, 328) ◎ レジストロ本派本願寺60周年記念式典、盆踊り、午後2時、同寺(Av. Estados Unidos, 50, Vila Bujista) 30日(日曜日) ブラジル太鼓 ...
続きを読む »■訃報■宮坂四郎さん
〃ブラジルの大豆の父〃として知られる農学博士の宮坂四郎さんが、26日午前1時ごろ、自宅で突然亡くなった。享年92。 1924年北海道生まれ。8歳で渡伯し、珈琲や野菜作りに従事。苦学の末、USPのピラシカーバ農科大学を卒業し、その後、同大学豆科植物研究室長として緑肥栽培を研究。低緯度地帯に適応した品種開発により、大豆生産の飛躍 ...
続きを読む »名画友の会=8月の上映
サンパウロ名画友の会(五十嵐司代表)は恒例の『映画鑑賞会』を8月12、26の両日、昼12時半から熟連会館(Rua Dr. Siqueira Campos, 134)の2階小ホールで開催する。 参加費は一般12レ、会員10レ。上映開始15分前に集合すること。 ▼12日=「水戸黄門漫遊記」(1928年、池田富保監督)、「アラビ ...
続きを読む »四世ビザに「条件付き賛成」?=本人や関係者に意見聞く=(13、終わり)=親の勝手に振り回される子ども
中川さんの「カエル・プロジェクト」はサンパウロ市内を中心に活動を行っている。日本から帰国したブラジル人子弟を対象にポ語授業、各学校に心理的サポート、保護者指導などを行なう。ブラジル三井物産基金の助成案件だが、助成金が出るのは今年末までだそうだ。昨年の参加者は小中学生を中心に80人で、ポ語レベルはバラバラ。 その中で日本から帰 ...
続きを読む »わが移民人生=おしどり米寿を迎えて=山城 勇=(29)
翌日予想通り早朝から雨だった。照屋さんの予想は的中したわけである。農場を一巡した彼は出荷用箱の組立作業がある。続いて納期の準備をして雨後の多忙に備える。ほとんど午前中にこの作業が終る。 午後少々小雨となったので乗用車で隣の村ミキルア地区の風車による水の汲み上げ現場視察を行う。始めて見る風車の仕組みは珍しいが暴風の多い沖縄では ...
続きを読む »カリスマ医師、日野原重明氏を偲ぶ
7月18日、超遅咲きのカリスマ医師といわれた日野原重明氏が105歳で亡くなった。聖路加病院名誉院長で、地下鉄サリン事件の際、サリンガスに違いないと最初に気づいた医師だ▼日野原医師は97歳だった08年に、移民100周年の記念事業の一つとしてブラジルに招かれ、複数の場所で特別講演なども行った。「日野原先生は『増やすなら微笑みのしわ ...
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