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7月 2017の記事一覧

シャペコエンセ=奇跡の飛行機事故生還者、初めて練習試合でプレー=正式な復帰は未定

飛行機事故から239日ぶりに練習試合に出場した、シャペコエンセのアラン・ルシェル(Sirli Freitas)

 昨年11月末にコロンビアで発生した飛行機事故で奇跡的に生還したシャペコエンセのDFアラン・ルシェルが、事故から239日後に初めて練習試合に出場した。  シャペコエンセは26日午前中に、イピランガ・デ・エレシンと練習試合を行い、1―1で引き分けた。

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《ブラジル》国外隠し資産恩赦法=そもそも違法な資産を堂々と申告する人も=正当性の証明求める査察局=昨年ほどは申請数伸びず=政府は財政目標の見直しも視野に

メイレレス財相(Antônio Cruz/EBC/FotosPúblicas)

 ブラジル国外に所持している未申告資産を申告し、政府に罰金と所得税を支払うと資産が合法化されるレパトリアソン法は、昨年、公庫に470億レアルもの収入をもたらした。今年もレパトリアソン法を実施するに当たり、国税庁が申告された資産がそもそも違法な資産だったのかを確認していると、26日付現地紙が報じた。  ブラジル国税庁は、申告した国 ...

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サンパウロ州のアウキミン知事がDEM首脳らと会談=今後の国政について話し合う=中道政党の連帯を求め合う

アウキミン知事(Governosp)

 ジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事(PSDB)が、24日に民主党(DEM)の首脳たちとの夕食会を開催し、テメル大統領の今後を想定した国政のあり方について話し合ったと、26日付現地紙が報じている。  夕食会はサンパウロ州庁舎で行われ、DEMからは党首のジョゼ・アグリピーノ上議はじめ、ロドリゴ・マイア下院議長、メンドンサ・フ ...

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リオデジャネイロ州=刑務所内の病死者が増加=死因の中心は結核やエイズ

 リオデジャネイロ州は財政、治安、教育、保健衛生などのあらゆる分野で課題に直面しているが、人目につき難い刑務所中での病死者も毎年増加中と25日付現地紙サイトが報じた。  同州の刑務所が超過密状態で、衛生管理も出来ていない事を明らかにしたのは公選弁護人達で、5月には、衛生管理の不備や適切な設備の不足、収監者への思いやりのなさなどを ...

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ブラジリア地裁の代理判事が燃料増税差し止め=「駄目なら別の増税」と財相

「増税無効」はまだ「有効」になっておらず、関係各所の綱引きが行われている。(参考画像 - Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 【既報関連】ブラジリアの連邦直轄区第20法廷のレナト・ボレッリ代理判事が25日、政府が20日に発表した、ガソリン、ディーゼル油、エタノールにかかる税金引き上げを差し止める予備判決を下したと、26日付現地紙が報じた。  燃料関連の増税は、基礎的収支改善を目的とした措置で、連邦政府は10億4千万レアルの税収増を見込んでいた。

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《ブラジル》土地なし農民らが全国の農園に侵入=大統領友人から農相関連まで

 25日、社会運動団体の土地なし農民運動(MST)が「汚職反対」を叫び、テメル大統領の友人やブライロ・マッジ農相が所有する農園など、全国で抗議の侵入行為を行ったと26日付現地紙が報じている。  侵入された農園は、サンパウロ州、リオ州、パラナ州、マットグロッソ州、ピアウイー州にある政治家や企業関係のものだ。サンパウロ州のものはテメ ...

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東西南北

 中国訪問中のジョアン・ドリア・サンパウロ市市長が、シティ・カメラという官民合同プロジェクト(PPP)について25日に語った。同市長は同日、ハイクヴィジョン社に防犯カメラ1千台と10万ドル相当のドローン1機を、ライバルのダーファ社にも防犯カメラ1千台と14万ドル相当のドローン1機の寄付を求め、ほぼ了承されたという。ダーファ社はリ ...

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《ウルグアイ》隠れた農業大国にもっと関心を!=田中径子ウルグアイ大使語る=日本人会50周年、先週祝う

田中特命全権大使

 在ウルグアイ日本国大使館の田中径子特命全権大使(けいこ、東京都、57)と森田広一郎二等書記官がブラジルを訪問し、20日に在サンパウロ総領事館で記者会見を行った。「ウルグアイに関心を持って欲しい」との意向により、田中大使から同国の日系社会、政治や経済、大麻販売解禁など多岐に渡って説明した。  田中大使は2014年10月2日に着任 ...

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《ブラジル》神内さん、日系社会へ遺言?!=訪日した下本元サンパウロ州議通じて

北海道で療養していた神内さんを訪れた下本元州議

 【既報関連】先月27日にうっ血性心不全のため亡くなった南米日系社会の恩人・神内良一さんと、生前親しくしていた下本八郎元サンパウロ州議。今年4月17日に訪日した際、北海道の神内ファームで療養していた神内さんと最期に会話した時の様子を、次のように本紙に語った。  「体調が優れず、今回が最期かもしれない」との思いで訪日した下本さん。 ...

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サ紙=『ブラジルの大地に生きる』刊行=全伯120人に取材した大作

同書の表紙

 昨年の創立70周年記念事業の一環としてサンパウロ新聞社は先日、『ブラジルの大地に生きる―日本人・日系人の足跡―』を刊行した。  同書は2015年の日伯修好120周年に併せて、松田正生記者を中心に全伯各地に在住する120人の日本人及び日系人を対象に取材したもの。移民人生の軌跡や、本人をとりまくその土地の日系社会の歴史を取りまとめ ...

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