最高裁第2小法廷は22日、元大統領のフェルナンド・コーロル上院議員に対する連邦検察庁からの告発受け入れを決めた。同上議はこれで、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)での収賄容疑などで被告となり、1992年の大統領罷免に次ぐ、不名誉な事態となった。23日付現地紙が報じている。 コーロル氏に対する容疑は、2010年から14年にかけて行わ ...
続きを読む »8月 2017の記事一覧
リオ州=軍警治安維持駐留部隊の3千人を配置換え=リオ大都市圏警備を優先=治安維持駐留部隊政策の転換点か?
リオ州のロベルト・サー保安局長は22日、同州内の軍警治安維持駐留部隊(UPP)の人員の約3分の1にあたる3千人を、リオ大都市圏の巡回警備に再編成すると発表した。23日付現地各紙が報じている。 2008年、セルジオ・カブラウ知事の時代に始まったUPPは、設置当初は一定の成果を上げていたが、近年はリオ州の財政悪化などで、弱体化し ...
続きを読む »ベネズエラ元検察長官=メルコスル検察会議に参加=マドゥーロ大統領を批判
ベネズエラの元検察長官でマドゥーロ独裁政権から逃亡中のルイーザ・オルテガ氏が23日、ブラジリアで開催中のメルコスル諸国による検察会議に出席し、マドゥーロ政権の現状についての報告を行った。同日付ブラジル国内紙サイト版が報じている。 ルイーザ氏はベネズエラの検察庁長官を解任され、公務に就くことや国外へ出ることを一切禁じられていた ...
続きを読む »《ブラジル》パラー州=シングー川流域で船が沈没=70人中、10人の死亡確認
22日夜、パラー州南東部のシングー川流域で船が沈没し、乗客乗員約70人の内、25人は岸までたどり着いて救助されたが、少なくとも10人の遺体が回収されたと23日付現地紙サイトが報じた。 事故が起きたのは、セナドール・ジョゼ・ポルフィリオとポルト・デ・モスの間の、ポンタ・グランデ・ド・シングーと呼ばれる地域だ。 沈没したのはコ ...
続きを読む »サンパウロ市=建設許可発行過程で違反?=告発の局長がなぜか更迭
サンパウロ市内の建設工事の環境への影響を精査し、建設許可を発行する過程で不正行為があるとの疑いで、同市緑化・環境保護局(SVMA)が調査を行ったところ、計26人の職員が解雇または異動処分となったと23日付現地紙が報じた。 調査を主導したジウベルト・ナタリーニ局長は、なぜか、18日付でジョアン・ドリア、サンパウロ市長にその職を ...
続きを読む »東西南北
2017年はルーラ氏が実刑判決、そしてコーロル氏が被告と、元大統領が共に汚職で過去の履歴を汚す事態が続いている。奇しくもこの2人は1989年、軍政終了で民政復帰がなった後の初めての大統領直接選挙で決選投票を争っている。民主国家としてのブラジルの未来を託したはずの2人が、こうして裁かれる姿を見て、複雑な心境を抱く国民も少なくない ...
続きを読む »JH=年内オープンに暗雲漂う?=原氏がロンドン、ロスに言及=「立地が決まった」段階
ジャパン・ハウス(JH)の総合プロデューサーを務める原研哉氏が16日、サンパウロ市のJHサンパウロで講演を行った。講演後、本紙の取材に答え、今後オープン予定のロンドンとロサンゼルスのJHについて構想を語った。両施設ともまだ「立地が決まった」段階で、「今年中にオープン」の目標は見直しが必要となる可能性が出てきたようだ。 JHロ ...
続きを読む »ポルト・アレグレ=金沢市が徽軫灯篭を寄贈=姉妹都市50周年、友好の証
金沢といえば兼六園、兼六園のシンボルといえば徽軫灯篭(ことじとうろう)だ。片足が折れて短くなって石に乗っている姿が徽軫灯篭たるゆえん。それはブラジル南部でもしっかり再現された。 実物大、高さ2・7メートルもある立派な徽軫灯篭が、姉妹提携を結ぶリオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ市に寄贈され、その除幕式がモイーニョス・デ ...
続きを読む »USP法学部=「国際海洋法の漸進的発展」講演=国際海洋法裁判所の柳井判事
サンパウロ州立総合大学法学部は、ドイツ・ハンブルクに所在する国際海洋法裁判所の柳井俊二判事(80、東京都)を招き、『国際海洋法裁判所20年と国際法の漸進的発展への寄与』と題し、24日午前10時から、サン・フランシスコ広場同法学部キャンパス内会議室(Largo São Francisco, 95 )で講演会を行う。参加無料。言語 ...
続きを読む »■今週末の催し
26日(土曜日) アルジャー花祭り、午前8時半、アフロード展示会場(Av. PL do Brasil, km 4,5, Fazenda Velha)、日曜も ◎ 土佐祭り、午前9時、アグア・ブランカ公園(Av. Francisco Matarazzo, 455, Barra Funda)、日曜も ◎ ...
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