『ブラジル日系文学』第56号(発行者=武本憲二、編集者=中田みちよ)が7月に発行された。 今号から新たに取り入れられたのがポ語漫画。豊島与志雄の『天狗笑い』をポ語訳したものが掲載され、大変好評という。自然豊かな村を舞台に子供たちが人間の格好をした天狗と無邪気に遊ぶ光景を描いた童話だ。 また特別寄稿では、『辞書の効用 ポルト ...
続きを読む »2017年9月21日の記事一覧
■今週末の催し
23日(土曜日) コチア産組関係者合同慰霊祭、午前8時、タボン・ダ・セーラ市サンタテレジーニャ教会(Rua Tereza Maria Luizetto, 42)、午前11時、サンロッケ市国士舘大学スポーツセンター(Rodovia Bunjiro Nakao, km 48, Estado do Carmo, 801, Carm ...
続きを読む »大耳小耳
サンパウロ市スポーツ・レジャー局は『ビラーダ・エスポルチーバ』を23、24の両日に行う。サンパウロ市民の身体活動を促進することを目的とした本事業は、市内各所で行われ、一千以上の事業が2日間に行われる。東洋街では、サンパウロ市文協、東洋会館、客家会館などを中心に行われ、日本、中国、韓国、タイ、フィリピン発祥の各種スポーツ体験に無 ...
続きを読む »わが移民人生=おしどり来寿を迎えて=山城 勇=(62)
彼等は、その後もその組織(訪日研修団)を延長させ、時折り集って座談会等を開いていると云う。 この前も「やれ!一周年だ」と県人会会館で集ったらしく、このようにして彼等(子弟)は彼等で、その一つの絆にむすばれて有意義な集いを持ち楽しんでいます。ほんとに喜ばしい限りであります。 今後も続けられると云うこの研修旅行により多くの子弟 ...
続きを読む »国や言葉は違っても―繰り返す移民の歴史
仕事を終え、帰宅したら、独身時代に家族と共に入った最初の植民地の知人を訪問してきた主人が、その様子を話してくれた▼80代半ばで松葉杖を手放せないという知人は、日本では農業をやっていたが、戦争中はやっととれた作物も軍に供するよう強要されてひもじい思いをした事や、それ故に移住を考えた事などを話してくれたという。「足が悪くて外出もま ...
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