ブラジルの首都、ブラジリアの地方裁判所で、同性愛を病気とし、本来の性に戻るべく精神科で治療を施すことを認める判決が出て、国の内外に強い波紋を投げかけている。 ブラジルでは毎年、世界でも有数の規模のゲイパレードが行われ、ゲイを含む同性愛に対して寛容な見方をする人も多いが、キリスト教の福音派右派などでは、ゲイは病気だから治療が必 ...
続きを読む »2017年9月22日の記事一覧
《ブラジル》テメル告発、2度目も下院に=最高裁の判事投票で圧倒的な差=メンデスのみが大統領支持=ドッジ検察庁長官も初同席
20日、連邦最高裁は連邦検察庁によるテメル大統領への告発を下院での審議に伏すか否かの審理を行った。判事投票は20日の時点で7対1、最終的には10対1で、起訴状を下院に回し、大統領に対する最高裁での審理開始を認めるか否かの判断を待つことになった。21日付現地紙・サイトが報じている。 今回の審理は、ロドリゴ・ジャノー前検察庁長官 ...
続きを読む »《ブラジル》8月の税収が予想外の伸び=基礎収支赤字枠維持可能か=GDP成長率も上昇修正へ
ブラジル国税庁が20日、8月の税収は昨年同月比10・78%増の1042億レアルとなり、同月としては15年以来の好結果だったと発表したと21日付現地紙が報じた。 昨年11月以降の税収は、マイナス1・19%からプラス3%の間で推移しており、大半の予想を上回る10%台の増加は関係者を驚かせた。
続きを読む »リオ州LJ=カブラルに45年の実刑判決=元知事夫人も有罪に
リオ連邦地裁のマルセロ・ブレタス判事は20日、セルジオ・カブラル元リオ州知事に対し、同州でのラヴァ・ジャット作戦(LJ)絡みの汚職の数々で45年の実刑判決を下した。21日付現地紙が報じている。 カブラル被告は昨年11月に、リオ州でのLJに付随するカルカッタ作戦で逮捕され、今回の裁判に臨んでいた。
続きを読む »車を間違え射殺される=自動車強盗多発地帯の悲劇
19日夜、サンパウロ大都市圏のイタペセリカ・ダ・セーラ市で、路上駐車していた自分の車と間違えて、他人の車の扉を開けようとした23歳の男性が、強盗だと思った車内の男性に射殺される事件が起きた。21日付現地紙が報じている。 亡くなったのはジャン・アラウージョ・ルフィーノ・シャーガスさんで、シャーガスさんはこの日、イタペセリカ市内 ...
続きを読む »《ブラジル》年1万1千人が自分の命絶つ=21日に初の自殺白書発表
保健省が21日に発表した自殺白書によると、ブラジルでは毎年、1万1千人の自殺者が出ていると同日付現地紙サイトが報じた。 9月10日が世界自殺予防デーである事を受けて作成した、同省初の白書によると、2011~16年の自殺者は6万2804人で、79%は男性だったという。 人口10万人あたりの自殺者の割合は、男性が8・7人、女性 ...
続きを読む »東西南北
サンパウロ市南部ブルックリンに、ドリア市政になってからは初の「緑の歩道」がお目見えした。幅1・5メートルの歩行者専用の歩道は、オフィス街としても有名なCPTM9号線ベリーニ駅に向かうジョエル・カルロス・ボルジェス通りに設けられた。同じようなタイプの緑の歩道はハダジ市政の頃、日系社会にはおなじみのリベルダーデ区ガルヴォン・ブエノ ...
続きを読む »《ブラジル》移民110周年=大祭典に向け、協力に手応え=菊地委員長、二度目の訪日=「一致団結し、真剣勝負」
ブラジル日本移民110周年記念祭典委員会の菊地義治実行委員長は、先月27日から11日にかけて訪日し、翌年の日本祭への参画と移民110周年記念式典への出席を要請するため、一都一道八県を駆け廻った。20日、取材に応じた菊地委員長は、訪日に好感触を示すとともに、翌年の大祭典に気を引き締めた。 委員長として2度目の自費訪日となった菊 ...
続きを読む »南仏の伝統工芸ブティ=日本人作家中山さん来伯
パッチワーク作家のジェナリ久美枝さん(サンパウロ市在住)は、南仏の伝統工芸「ブティ」作家の中山久美子ジェラルツさん(茨城県、57)を招待し、ブティのワークショップを13日、サンパウロ市の鳥取県人会で行った。集まった約20人の参加者は日本人ブティ作家の第1人者でもある中山さんの話を熱心に聞いた。終了後には懇親会が開かれ、和やかな ...
続きを読む »アルジャーゴルフ大会、本日開幕=シビックなど豪華景品も
アルジャーゴルフクラブ主催『第41回アルジャーゴルフ大会 ホンダオープン』が、22、23、24の3日間、同クラブ(Estr. Municipal, 2000)で開催される。 ホールインワンの豪華景品には、本田技研工業から、高級車シビックとバイク。全日本空輸とユナイデット航空の日本への往復乗車券が用意される。 23日はスクラ ...
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