ブラジル財務省財務局のデータによると、1~7月の税収は、予算作成時の税収予想を385億レアルも下回っており、基礎的財政収支目標の赤字上限額を1590億レアルに引き上げても目標達成が危うい状況だと1日付現地紙が報じた。 今年度と来年度の基礎的財政収支の目標を1590億レアルの赤字とする件は、来年度予算案提出期限である8月31日 ...
続きを読む »9月 2017の記事一覧
《ブラジル》ジョエズレイ氏が新たな録音テープ提出=多数の政治家への賄賂表も
食肉大手JBS社主のジョエズレイ・バチスタ氏が8月31日、政治家との会話を録音した新たな録音テープを連邦検察庁に提出した。1日付現地紙が報じている。 ジョエズレイ氏が検察庁への報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)を裏付けるために録音テープを提出するのは、少なくとも2度目だ。
続きを読む »《ブラジル》私立大学の学生数が減少=16年の総数は605万人に
ブラジル教育省が8月31日、2016年の私立大学の学生総数は605万人で、前年より1万6500人減ったと発表した。1日付現地紙によれば、私立大学の学生数が減少したのは1991年に次ぐ、2度目の出来事だという。 ブラジルの私立大学は高等教育機関に在籍する学生の75・3%を擁しており、16年も214万人が入学したが、この数は15 ...
続きを読む »《ブラジル》サッカーW杯南米予選=セレソンがエクアドル下す=3試合残して1位通過決定
8月31日、サッカーW杯南米予選第15節がリオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレで行われ、セレソンがエクアドルを2―0で下し、同予選の首位通過を確定させた。1日付現地紙が報じている。 すでに14節でW杯への進出を決めていたセレソンだが、この日の試合も前半から積極的に攻撃を仕掛け、押し気味に試合を進めた。 前半はエクアド ...
続きを読む »東西南北
ジウマ前大統領の罷免から約1年が経過したが、8月31日、ジウマ氏はリオで行われた「ゴウピの後のブラジル」というイベントに参加し、講演を行った。そこでジウマ氏は「自分を罷免したことが極右の台頭を促し、民主社会党(PSDB)のような中道右派を終わらせた」と語ったという。もっとも、一部国民が左翼嫌いになったのは、ジウマ氏が「選挙に当 ...
続きを読む »商議所部会長シンポ=トンネルの先に明るい光=どん底から回復基調へ=(上)=業種により厳しい状況続く
ブラジル日本商工会議所(松永愛一郎会頭)は先月24日、「2017年下期業種別部会長シンポジューム」をサンパウロ市内ホテルで開催した。11部会の代表者から前期の振り返りと下期以降への展望が語られた。副題『回復途上のブラジル経済―いま打つべき戦略は』は、ブラジル経済が回復基調で、前向きな発表があることを見越して題された。部会により ...
続きを読む »村上夫妻がプルデンテ支部で=広島式お好み焼き教室開催
プレジデンテ・プルデンテ広島県人会(橋岡勉会長)の先亡者追悼法要が8月27日、プ・プルデンテ本派本願寺で行われた。法要には広島文化センターから村上佳和副会長、ことじ夫人が参加した。法要終了後にはことじ夫人からプ広島県人会婦人部に広島風お好み焼きの作り方教室が開催され、約20人が参加した。 当日のお好み焼き教室は同寺にあった焼 ...
続きを読む »■ひとマチ点描■路上生活55年のおしゃれ好き
記者をしていると日系の社会的成功者と話す機会はよくあるが、その逆はマレだ。たとえば路上生活者の日系人には会ったことがない。「これはおかしい」と考えていたが、たまたま出会えた。「サンパウロ市の路上に住んで約55年」という通称「ミヤギさん」(71、二世)だ。 ミヤギさんは、路上生活者の割にはお洒落好き。一度目に会ったときは花柄の ...
続きを読む »ブティーアーティスト中山さん=クリチバとサンパウロ市でワークショップ
日本人ブティー作家の中山久美子ジェラルツさんが来伯し、パラナ州クリチバ市のUnmed展示場で6~9日に行われる『国際パッチワークフェスティバル』でワークショップを行う。 ブティーとはフランス南部に伝わる「布の彫刻」と呼ばれる伝統工芸のキルトのこと。白い布にコットンヤーンと呼ばれる糸を詰め、白い糸で刺繍する。 中山さんは文化 ...
続きを読む »全伯短歌大会、10日=「皆さん、気軽にご参加を」
ニッケイ新聞と椰子樹社(多田邦治代表)が共催する第69回「全伯短歌大会」が10日午前9時から、サンパウロ市の文協ビル内エスペランサ婦人会サロン(Rua Sao Joaquim, 381)で開催される。参加費50レ、昼食付き。 当日は題詠のほか、有名作品の一部を自作の短歌に入れる独楽吟、男女で共同制作するアベック歌合せが行われ ...
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