ホーム | 2017 | 9月 (ページ 4)

9月 2017の記事一覧

《ブラジル》たくさんの裏方に支えられる福祉団体

「89」のロウソクがさされたケーキの前に、嬉しそうに立つ吉安園子さん

   「お誕生日なんか、今まで祝った覚えがないわ。こんな準備しているなんて全然知らなかった」。59年間も救済会を支えてきた「生き字引」吉安園子さん(89、二世)は、28日晩にサンパウロ市内ホテルで行われたスルプレーザ(サプライズ)誕生日会で130人から突然祝われ、とまどいながらそう語った。  救済会が1958年(移民5 ...

続きを読む »

8月の経常収支は3億ドルの赤字=1~8月の累積は30億ドルに

 ブラジル中央銀行が26日、8月の経常収支は3億200万ドルの赤字だったと発表した。  貿易収支、サービス収支、所得収支、経常移転収支の四つからなる経常収支は、今年1~8月の累積でも30億1300万ドルの赤字だった。

続きを読む »

9月29日から10月5日までのサンパウロ市のイベント情報

【サッカー】 《全国選手権》 <第26節> 9/30(土) ・パルメイラス対サントス(アリアンツ・パルケ) 10/1(日) ・クルゼイロ対コリンチャンス(ミネイロン・スタジアム) ・サンパウロ対スポルチ(モルンビ・スタジアム)   【9月28日より公開の映画】 ・キングスマン ゴールデン・サークル(英国) ...

続きを読む »

《ブラジル》最高裁=アエシオに上議停職の判決=JBSショック後の処遇で=上告の可能性は残るも=大統領選出馬に黄信号

26日のアエシオ氏(Lula Marques/AGPT)

 26日、最高裁第1小法廷で、JBSショック後に連邦検察庁が提出したアエシオ・ネーヴェス上議(民主社会党・PSDB)に対する逮捕請求の審理が行われた。同上議は検察庁が求めた逮捕こそ免れたものの、上議停職という判決が下された。上告は可能だが、来年の大統領選出馬を目指すアエシオ氏には苦しい結果となった。27日付現地紙が報じている。 ...

続きを読む »

《ブラジル》Cemig=4発電所の入札避けられず=運営権は121億レで落札=政府予想を10%近く上回る

中国の企業グループに運営権が移るサンシマン水力発電所(Divulgação – Cemig)

 ミナス・ジェライス電力公社(Cemig)が管理・運営していた四つの水力発電所の入札が27日に行われ、三つの企業や企業集団が、入札規定で定められた最低入札価格(以下、最低価格)の110億レアルを9・73%上回る121億3千万レアルで落札したと同日付現地紙サイトが報じた。  運営権委譲のための入札はサンパウロ市中央部のサンパウロ証 ...

続きを読む »

《ブラジル》パロッシ氏がPTに離党届を提出=ルーラを徹底批判し、全面戦争に

 ルーラ、ジウマ政権の主要閣僚で、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)被告のアントニオ・パロッシ氏が、結党時から所属していた労働者党(PT)に離党届を提出し、厳しいPT批判も行った。27日付現地紙が報じている。  26日でパラナ州連邦警察に逮捕されてちょうど1年を迎えたパロッシ氏は、この日にPT現党首のグレイシ・ホフマン氏に離党届を提出 ...

続きを読む »

下院でテメルへの起訴状朗読=審理が本格的に開始へ

 26日、下院でテメル大統領に対する2度目の起訴状の朗読が行われ、大統領に対する最高裁での審理を認めるか否かの審議が進められることになった。27日付現地紙が報じている。  朗読を行ったのはマリアナ・カルヴァーリョ下議(民主社会党・PSDB)らで、連邦検察庁が最高裁に提出したのと同じ、260ページに及ぶ起訴状を約5時間かけて読み上 ...

続きを読む »

ジカ熱ワクチン=ブラジルと米国が協力開発=今後は人体での効果確認に

 ジカ熱の予防ワクチン開発は人体での効果を確認する段階に入り、米国を訪問中のリカルド・バロス・ブラジル保健相が26日に、ブラジルと米国が今回のテストでも協力する事になったと発表した。  27日付ブラジル国内紙サイトによると、人体でのテストに使うワクチンは、オズワルド・クルス財団(Fiocruz)とブラジル保健省の傘下にあるビオマ ...

続きを読む »

東西南北

 27日付アゴラ紙によると、サンパウロ市地下鉄4号線では年々、乗客の怪我というアクシデントへの対応数が増えているという。15年は月平均16・3件だったが、16年には20・8件となり、今年はこれまでのところ、23・9件に上っているという。そのほとんどが、階段から落ちたとか、プラットホームで転んだものだ。その原因となっているのは、携 ...

続きを読む »

アンシェッタ監獄島で日本移民顕彰式=名誉回復、家族ら歓喜に咽ぶ=「ようやく心が晴れた」

披露された発電機を前に喜びを見せた関係者

 サンパウロ州北東海岸部ウバツーバ市のアンシェッタ監獄島に1946年から3年間収監された日本移民172人を称え、「日本移民顕彰式」が23日、同島の史料館で行われた。今では唯一の生存者となった日高徳一さん(92、宮崎県)や、元囚人の親族友人ら70人近くが遠方から駆けつけ、およそ70年越しとなる名誉回復に歓喜の涙を流して咽んだ。   ...

続きを読む »