ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | 口論後、父親が自宅に放火=子や孫5人が焼死、妻ら火傷

口論後、父親が自宅に放火=子や孫5人が焼死、妻ら火傷

 バイア州フェイラ・デ・サンタナ市のコンドミニアムで4日午前4時40分頃、バールや小物を売る店を併設した民家で火災が発生し、一家5人が焼死、2人が火傷を追う事件が起きた。
 警察は、一家の主人で49歳のエジルソン・デ・ジェジュス・モウラ容疑者が自宅に放火し、自家用車(赤のGOL)で逃げたとして、行方を追っている。
 焼死したのは、青少年4人と1歳の赤ん坊1人で、37歳の主婦と3歳の女児が火傷を負い、市内の病院で治療を受けている。焼死した青年の一人は妊娠中だった。
 警察によると、火事に気づいた近所の住民が消防に通報した上、扉を破って主婦と女児を助け出したという。主婦と女児の容態については何も報じられていない。
 住民達によると、エジルソン容疑者は数日前、家族と口論となった際、「今に見ていろ。悲劇が起きるから」との捨て台詞をはいていたという。
 エジルソン容疑者はその直後にガソリンを購入しており、警察では、同容疑者は家族全員が寝静まっているのを確認した上でガソリンを撒いて火をつけ、施錠して逃げたと見ている。(4日付G1サイトより)