州財政が逼迫する中、ミナス・ジェライス州が5千万レアル超でヘリコプター計4機を新たに購入しようとしており、物議を醸している。5日付現地紙が報じている。
同州の州財政は債務不履行の状態となっており、フェルナンド・ピメンテル知事(労働者党・PT)は2016年12月に財政非常事態を宣言したなかでのヘリコプター購入となる。
4日付エスタード紙によると、同州は社会経済開発銀行(BNDES)の資金で治安管理や防災用のヘリコプター2機を購入したばかりだ。
この他に、州保健基金からの資金で消防隊用に別のヘリコプター2機を購入するという。
それぞれの価格は、前者が2180万レアル、後者が2900万レアルで、合計すれば5千万レアルを超える。
ピメンテル知事は先日、大晦日から元旦にかけて、同州フルナス湖近くで行われたフェスタに出かけた息子を迎えに行くのに公用ヘリコプターを使用したとして批判を受けたばかりだった。
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