言葉そのものの意味はズバリ「めんどりの飛翔」。つまり「飛び上がっては見るが、すぐに地面に落ちてしまう」=「大したことではない」を意味します。
この言葉がクローズアップされたのは、スイスのダボスで開かれている「世界経済会議」に出席しているブラデスコ銀行のルイス・トラブッコ総裁が、記者にこう語ったからです。
「ブラジル経済は2018年半ばには成長軌道に戻る。この経済回復はVOO DA GALINHAの様に直ぐ終わるものではない(要は「本格回復だ!」という意見)」というものです。
おりしも日本では、今年は「トリ年」。ブラジル経済も『めんどりのひと飛び』で終わるのでなく、アンデス山脈を飛び越えるコンドルの様に、高く、悠々と、羽ばたいて欲しいものですね。(駒形)