文協コーラス部などによる日伯女性合唱団が、昨年末の慈善コンサートで得た収益の一部、2万レアルを文協に寄付した。実行委員長を務めた三木マリエさんらから先月15日、呉屋春美会長へ手渡された。
先月10日に行なわれたナタル恒例のコンサートは、文協コーラス部ほかパイネイラ、ピッコロ両合唱団が合同で開催する。当日は約1100人が来場し、非日系も多く見られた。
時期に合わせ各国のクリスマスソングを披露するなどし、『あわてんぼうのサンタクロース』や『もみの木』などを日本語とポルトガル語で交互に合唱した。
三木さんは、「たくさんの人に来てもらえて嬉しかった」と喜び、寄付の使い道として「文化ホールの工事など自由に使ってほしい」と話した。呉屋会長は「コーラス部など文協本体へあらゆる委員会が寄付をしてくれる。おかげでとても助かっている」と感謝の意を示した。