ブラジル日本語センター(立花アルマンド理事長)が主催する『汎米日本語教師合同研修会』の開講式が16日に行われた。ブラジルほか亜国、ペルー、ベネズエラ、ボリビア、パラグアイの6カ国から18人の教師が集まり、2週間の研修に向け意気込みを語った。
立花理事長は、「皆さんの日本語学校でこの研修の成果が出せるように励んでほしい」と激励し期待を寄せた。
来賓として出席していたJICAサンパウロ事務局の佐藤洋史次長は「ブラジル各地、他国から日本語教師が参加している今研修で、互いに各国の情報交換をしたり、有益な時間にしてほしい」と励ました。
参加者らも自己紹介とともに、研修の目標を語った。パラグアイ・イグアス日本語学校の久岡昌美さん(19、三世)は「教師歴はまだ1年。たくさんの課題を克服できるようにしたい」と意気込んだ。
三世の小中学生に教えて5年目となる、ボリビア・サンフアン学園の仁田原愛さん(36、二世)は「まだ日本語指導法は模索中。課題もあるので参加した」と、参加理由を述べた。
研修は28日まで。語彙、文字指導や日本語教育文法の指導のほか、模擬授業などが行われる。
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