15社に及ぶ企業団体が、昨年11月のコロンビアでの飛行機事故で多くの犠牲者を出したサッカークラブ「シャペコエンセ」の遺族への寄付金として385万レアルを提供した。27日付エスタード紙が報じている。
グローボ局の呼びかけに応じて寄付を申し出た15社は皆、同局に広告を出している企業で、各社の名前は、25日にリオのニウトン・サントス・スタジアムで行われ、同局が生中継した「ブラジル代表対コロンビア代表」の親善試合の最中に発表された。
寄付を行った企業はコカコーラ、ハビビス、アヴァイアーナス、ゼネラル・モーターズ、イピランガ、ジョンソン&ジョンソン、マクドナルド、メントス、ネオ・キミカ、NET、リカルド・エレクトロ、サジア、スカイ、トラモンチーナ、FMUだった。
この額は、入場料全てがシャペコエンセの遺族に払われる予定だった親善試合の収益の3倍以上にあたる。同試合では4万5千人収容のスタジアムに1万8千人しか人が入らなかったが、120万レアルの収益を得た。
また、ブラジル・サッカー連盟も500万レアルの寄付を行ったが、これはシャペコエンセのチーム再建のためで、遺族への支払はない。
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