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新年に抱負、ピニャール文協=貴田会長「世代交代を」

自慢の果樹を手に来社した(左から)貴田会長、山下高広副会長、広瀬ペドロ清会計

自慢の果樹を手に来社した(左から)貴田会長、山下高広副会長、広瀬ペドロ清会計

 新年のあいさつのためサンパウロ州サンミゲル・アルカンジョ市から、コロニア・ピニャール文協の役員らが24日、本紙を訪れた。貴田孝平さん(68、福井)が2年目の会長職を迎え、世代交代などに意欲を見せている。
 過去に複数回、会長を務めた経験のある貴田会長は「若者の協力もある。団結して活動したい。世代交代も進められれば」。自身はまだ60代とコロニアでは若手ながら、さらなる後進の台頭を期待した。
 ピニャール文協の会員数は現在、約50家族。日語校や飛翔太鼓の活動が盛んで、日本原産のぶどう「紅伊豆」やびわなどの果樹栽培も有名だ。
 9月には文協主催のびわ祭り、来月にはサンミゲル市でのぶどう祭り(16~19日)も控えている。